勝手気ままにイラストコラム

音楽・芸能ネタのイラストコラム。育児マンガ・水彩イラストは「Suiの水彩日記」にて。

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百田尚樹さんの小説を読んで、背中がすっと寒くなりました。

百田尚樹さんといえば、ベストセラーの小説家なのにマスコミでは相当叩かれている人、というイメージがあります。

色々な業界のことを鋭く、容赦無く暴いているので、敵を作ってしまうのかもしれません。

 

でも、難しいこと抜きにしても、色々な世界観の小説にいつも引き込まれてしまいます。

今回は面白くも、背中がすっと寒く感じた小説を紹介がてら感想を書こうと思います。

ネタバレありです。

 

モンスター

とんでもなく醜く生まれついた和子。

その外見から、周囲からずっと虐げられていた和子は、一度は捨てた故郷に、ある時帰ってくる。

その理由は、初恋の相手英介に会うこと。

ただ、和子の姿は醜くかった昔の姿とは似ても似つかない、絶世の美女「美帆」となっていたのだ。

モンスター (幻冬舎文庫)

モンスター (幻冬舎文庫)

 

 手段を選ばずお金を貯め、整形手術にのめり込んでいく和子の執念がすごい。

目、鼻・・・顔だけではなく、体のありとあらゆる場所を整形していくさまは、もはや「整形」というより「改造」です。

整形のやり方などがすごく詳細で、なんだか自分が説明されている気になりました。

整形手術で印象的なのは目だけど、本当に大変なのは顎や口内なんだなと知りましたね・・・。

この本を読んで思い出したのは、昔放送していた「ビューティーコロシアム」という番組です。

容姿のコンプレックスを抱えた女性が出てきて、今までの人生がいかに(容姿のせいで)悲惨だったかを振り返り、整形ドクターやヘアスタイリストなどと変身させていくという内容。

もちろん番組の演出もありますが、 表情も暗くオドオドしていた女性が、整形やダイエットなどを終えてステージに現れた時、顔も普通を通り越して美人になっているのですが、表情まで変わっているんですよね!


この本の中で、整形を繰り返す主人公に、職場の上司が「親からもらった体に傷をつけるのは良くないよ」と諭す場面があるのですが、「あなたのために整形しているんじゃない」と一蹴する和子。

しかし、整形を繰り返して美しくなっていった和子に「今の方がずっといいよ」と顔を赤くしながら言うところは、いい加減な世間の意見を象徴しているようでした。

和子(美帆)の美への恐ろしいまでの執着を読むと、自分がすごく怠けている気持ちになり、何だか整形したい気持ちにもなっていきます(今更だけど)。

 
和子はどんどん美しくなり、お金も恋人も思うままの生活だったのに、本当に欲しかったのは初恋の相手、英介の心。

でも、英介は・・・。

和子の前に、本当の愛情を持っている人も現れたのに、そしてそれをわかっていながら、そうでない相手を選んでしまう。

和子は自分の表面だけを見て夢中になってくる相手を冷静に分析しているのに、結局自分も初恋の相手に幻想を抱いてしまっていた。

 

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和子がどんどん美しくなり、周りを見返すところはすごく気持ちがいいのですが、結局和子が容姿を変えたようには別人になりきれなくて、ただ一人の気持ちを欲しがったのには、しんみりしてしまいました。

 

大事なのは中身・・・でも、それは開けてみなければわからない。

夢を売る男

出版界の不況が深刻になる一方で、本を出したい人間はどんどん増えて行く。

出版社の丸栄社はそこに目をつけ、本を売って利益を上げるのではなく、本を出したい人から出版するための費用を徴収することで利益を上げていた。

 

でもそれにはコツがあって・・・。

夢を売る男 (幻冬舎文庫)

夢を売る男 (幻冬舎文庫)

 

実際この話のモデルになった出版業界の「自費出版商法」が一時期大いに流行り、社会問題化したそうです。

 

本来の目的(消費者に提供すること)で利益を得るだけでなく、養成所・学校の運営や免許を交付することなど(やりたい側から)で大半の利益を得ている業界も・・・。

もちろん正当なものもたくさんあるのですが、最近は「え、こんなものまで学校や資格があるの?」と思うものも多数。

 

ここに出てくる「自費出版業界商法」の場合、最初から「自費出版しませんか?」と言うのではなく、用意した賞に応募してきた人間の自尊心をくすぐりながら、自費出版とわからせないようにお金を出させるという・・・!

 

敏腕編集者である牛河原の、作家希望者への対応がすごい。

自分がひどいと思っている作品ですら、うまーく褒めて作者をその気にさせます。

 

そしてこの本の中で、新たに高額な自費出版のカモになりそうな人物のリストを作っているのですが、それがなんとブロガー!

そしてそのターゲットになったのが、ブログで書評を書いている主婦(笑)でした! 

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 ブログでも、たくさんアクセスのあるブログや、職としてのブログ、自分が書きたいものより、誰かの役にたつ情報を書いているブログは違うのでしょうが・・・。

 

見ている人もそんなにいないのに、(イラストつきの書評なんか)書いている私みたいなのが一番カモになるとか。

うわっ、寒・・・!

でも思わず書いてしまいました。

私にも「(自費)出版しませんか?」という連絡があったら気をつけよう・・・。

カエルの楽園

タイトルだけ見るとおとぎ話みたいですが、中身は完全に日本と周囲を取り巻く国際情勢を表したお話です。

カエルの楽園 (新潮文庫)

カエルの楽園 (新潮文庫)

 

凶悪なダルマガエルに国を追われたソクラテスとロベルトは、平和に暮らせる地を見つけるため旅します。

そしてたどりついた、優しいツチガエルの住むナパージュという国。

その国は、「カエルを信じろ」「カエルと争うな」「争う力を持つな」という三戒があり、皆それを守ることで平和が保たれていると思い、固く守っています。

そして優しく平和を愛するツチガエルも昔は残虐な国民で、その戒めの心を持つために、何かと言うと「謝りソング」という歌を歌っているのです。

でも、誰に謝っているのかわからないのです。

 

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ツチガエルたちは「三戒」があるために平和が保たれていたと思っていたのですが、実はタカがそばにいて防衛していたのも大きな影響力があったことを、タカが去って行ってから気がつくのです。

 

どんどん侵略してくる巨大なウシガエルたちを見て「ただ崖を登ってきただけでは?」「彼らは危害を与えない、明日にはいなくなっているはず」・・・と現実を見ないツチガエルたち。

絶対に戦わない!と、断固として三戒を変えることを拒否した結果、ナパージュは・・・。

 

この後は読んでみてください。

ただ、想像通りの結果になると思います。

 

日本人の心にしっかり染み付いた「戦うことは悪」という概念。

ですがその理屈が全く通じない近隣の国に対して、どういう対応をしていけばいいのか。

現実的な「防衛」ということを今考えないと、この先老いていくばかりのこの国は大変なことになるかも・・・。

おとぎ話風にすることで、今の日本の状況がどんなにか危ういものなのかがかえって理解できました。

ちなみに百田さんらしい「ハンドレッド」というカエルも出てきます。

 

3作とも読み始めたら引き込まれて一気に読み終えたのですが、面白いと同時に色々な意味で背筋が寒くなりました。

いや〜怖い。

・・・でも面白い。

 

事故物件、あなたは住めますか?

ハロウィーンの日、日本中をぞっとさせるニュースが流れました。

座間のアパートから、クーラーボックスに入った9人の遺体発見!

そこに住んでいたのは20代の男性。
自殺願望のある若い女性を誘い出し、次々に殺していったのです。(探しにいった男性も含め)

この数日で少しずつ事件の全貌が明らかになってきましたが、アパートで遺体をバラバラにするなど、知れば知るほど恐ろしすぎます!


そしてテレビでさんざん映し出されている、現場のアパート。

「大島てる事故物件検索サイト」にはさっそく登録されたらしいのですが、実はこの物件すでに三年前に(おそらく孤独死か自殺による)事故物件として登録されていたようです。

捕まった犯人は8月からこのアパートを借りたばかりらしいので、大家さんにとってはとんでもない住人ですよね。
入居者は皆出て行くだろうし、このアパートはもう、取り壊すしかないのではと思っていたのですが・・・。

なんでも、未だに退去ゼロ!?

www.rakumachi.jp

確か「大島てる」サイトに投稿したのは犯人の隣の入居者で、すでに引越し準備をしている、と書いてありましたが。

上記のサイトでは、逆に入居者さんから『出ていかないといけないんですか?』『住み続けていいんだよね?』と管理会社に聞いてきた、というんです。

この物件は小田急線相武台駅から徒歩8分の好立地なんですが、家賃が2万円前後という安さ!
やはり家賃が魅力なのでしょうか・・・。

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そこで思い出したのが、以前読んだ「宝くじで1億円当たった人の末路」という本の中の「事故物件を借りちゃった人の末路」という項目です。

この本は、よく書店にも並んでいるので、目にしたことがある人も多いのでは・・・。

宝くじで1億円当たった人の末路

宝くじで1億円当たった人の末路

 

 最初はタイトルから、1冊まるごと1億円当たった人の体験談やリサーチの本なのかと思ったら、

人生で、ある選択をした後、その人にどんな末路が待ち受けているか
を調査した本でした。

この本は7つの章に分かれています。

第1章 やらかした人の末路
第2章 孤独な人の末路
第3章 逃げた人の末路
第4章 変わった人の末路
第5章 怠惰な人の末路
第6章 時代遅れな企業の末路
第7章 仕事人間の末路


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「宝くじ〜」も「事故物件かりちゃった〜」も、第1章に入っています。

「事故物件かりちゃった〜」の中では、あの大島てるさんのインタビューも含まれています。

大島さんがいうには、「事故(自殺や殺人)」の起きやすい物件は合理的な説明がつく、というのです。

たとえば飛び降り自殺が多い物件はベランダの手すりに問題がある、火事になって全焼する物件は細い路地に阻まれて消防車が入れない、など。

周囲から隠れていて、泥棒に入られやすい家などもありますよね。

だとするとあの座間の物件もそういう要因があったのか・・・・?

私が思うには、あの安すぎる家賃が一つの原因なのでは?と思うのです。

あの物件は築30年ほどの木造物件で、1部屋13平米くらいとのことで、5畳くらいにユニットバスという感じでしょうか。
それとロフトもついています。

今は新しい物件がバンバン建っていますから、その中で入居者を集めようとすると、家賃を下げるしかなかったと思われます。
そのかいもあってか、事故当時は12室中10室埋まっていたとか・・。

でも、入居者の審査も微妙ですよね。あってなかったようなものだったのでは?

2万円の家賃の家に住む、ということはもちろん収入も低いでしょうし、属性(素性、社会的関係)もあまり良くない人が多くなることが想像されます。

もちろん、真面目に暮らしている人もいるのですが、貧しさが犯罪を起こすきっかけになるのは事実です。

そして貧しい人は社会からも孤立している人が多い。

もちろんすべて、ではありません!
でも統計では貧困率と犯罪率は比例するのです。

経済的にも社会的にも貧しければ、捕まったって失う物も少ないですからね。

犯人の白石容疑者も、お金には相当困っていたようです。

とはいえこの物件の場合は、その安い家賃ゆえに出ていかない、いや出ていけない?人が多く、世間の予想とは違う結果に今のところはなっているようです。

しかしさすがに当の部屋に住む人はいないでしょうし、他の部屋にも新しく入ってくる住人がいるかは微妙ですよね。

それとも、家賃をさらに安くすれば住みたい人は現れるのでしょうか?

 

ところで、この事件で考えさせられたのは犠牲になった「自殺志願者」です。

被害にあった女性は、容疑者の供述ではほぼ女性全員が性的暴行をされ、お金も奪われて、遺体も損壊されてしまいました。

 

いくら「死にたい」と思っていたとしても、そんな殺され方をされ、どんな思いだったんでしょうか?

「死にたい」と本気で思っていたのですから、それまでの人生でも色々な苦痛や絶望を感じていたに違いありません。

その挙句のはてにそんな人生の終わり方をするなんて、あまりにも悲惨としか言いようがありません。

皆若く、まだ十代の犠牲者が4人もいたんです。


事件の発覚は、被害者のお兄さんが必死に探したことがきっかけでしたが、犠牲者の遺族はどんな気持ちなんでしょうか・・・。
いやしかし、こんなにも犠牲者がいたにも関わらず、警察は捜索願が出されていてもほぼ何もしていないんですね。

それとも、捜索願すら出されていない人もいたのでしょうか?

 

生きるのは闘いかもしれませんが、死ぬのもまた、楽ではない。

この事件で、自殺を思いとどまる人がいるのを願うのみです。 

 

オーラ診断を受けてから、私は信じられないものが増えました。

つい最近、よく見ているブログで占いのことが書いてあって、私も自分の占い体験を思い出したのでそのことを書きます。

私はもともと、占いは特に好きとか興味あるっていう方ではありませんでした。
雑誌などに書いてあったらとりあえずは読んで、すぐ忘れるくらいな感じ。

何かの拍子に手相を見てもらったことは人生で2回くらいはあります(内容覚えていない)。

 

そんな程度だったのですが、ある時テレビを見ていたら、人の前世やオーラが見えるという占い師(スピリチュアルカウンセラー?)が出ていました。

その人がゲストの芸能人のオーラを診断していて、その人のオーラは赤、そして前世は「ギリシャの軍人」、さらにその人の本質や運命なども言っていて、それがすごく当たっているような気がしました。

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興味が湧いて、その場ですぐその人のカウンセリングを電話で予約してみることに。

その放送を見て電話した人が多数いたらしく、なかなか電話が通じなかったんですけど、何度目かで繋がり、数ヶ月後の予約が取れました。

 

それから数ヶ月後・・カウンセリングを予約した日になり、スピリチュアルカウンセリングの場所へ。

この占い師、カップルなんですが(ここまで言ったらわかるかも?)自宅で出迎えてくれたのはカップルの相方の方。

テレビで見るよりは意外ときちんとしていました。

 

そして暗い部屋の中に通され、実際にオーラ診断をする相手とテーブルを挟んで向かい合わせになりました。

生年月日と名前をいい、その占い師はメモ帳に何か記入している様子。

計算しているのかな?

と思いながら覗き込もうとしましたが、暗いしロウソクの火だけなのでよく手元が見えない。

その後占い師が目をつぶり、瞑想しているような感じだったのですが、

「あなたのオーラの色は・・・」

といい出したので、ちょっとドキドキしながら聞いていると、

「赤です。そして前世は、ギリシャの軍人です。」

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え?この前の芸能人もそう言われてなかった?

「野心家で敵を作りやすく、最後は部下に毒殺されました。」

おー・・・?そこまでこの前の芸能人と一緒なの?

さらに、違う時の前世では「厳格な修道女」とも言われましたが、それも違う芸能人に言っていました。

オイオイっ!そんなにたくさん同じ前世の人間がいるのか〜??????
しかもなぜ全員ギリシャ人?

おそらく私、「は?」という顔をしていたと思います。

でもセッションは1時間なので、まだまだ時間はある。と思っていたら

「瞑想しましょう。目をつぶって、自分の意識を地球の中心に向かってどんどん進ませるようなイメージで・・・」

え?まさかこれで時間潰すんじゃないだろーな?

「どんどんあなたの中心が地球のマントルに向かってあーたらこーたら・・・」

私は2分後くらいに目をあけ、

「え、もう少し聞きたいことあるんですけど」

と言うと「あなたはあまり人の話を聞きませんね」と(だから前世で毒殺されたんだ)と言わんばかりな態度。

いやいや、もっと診断してよ。

 

実は私はその時、ほとんど悩み事がありませんでした。

占いに行く理由も色々かと思いますが、この時私は悩み事を相談するのではなく、

本当にオーラが見えるのか?

本当に前世が見えるのか?

本当にその人の本質が見えるのか?

だったら教えてほしい。という気持ちだったんです。


その後も仕事のことなど質問しましたけど、到底考えたこともないような種類の仕事を勧められました。

その後まだ時間があったのですが、特に何が出てくるわけでもなく、違う日に行っているというスピリチュアルレッスンを勧められました。

おそらく私がまるっきり信用していないのがわかったんでしょうね。

「じゃ、時間なんで」というくらいの冷たい感じでカウンセリングは終了しました。

帰りながら、お金も時間も無駄にしてしまったと思いました。

・・・いや、セラピーがわりに占いなどに相談に行くのは良いんです。

日本ではそんなに精神的な問題の相談をする敷居が低いわけじゃないので占いという名を借りて気持ちを吐き出して、聞いてくれたりアドバイスしてくれたりするなら、お金を払う価値もある。

占いは統計学、きちんとした学問でもあるので、そこを勉強してその結果を伝えてくれるのも仕事としては成立しています。

でも・・・

このオーラ診断はどちらでもなかった気がします。

名前や生年月日をメモしていたように見せていたけど、きっと何も書いてなかったんだろうな。

診断したその人からも、何ら鋭さや知識、パワーを感じられませんでした。


こういう人がテレビに出てもっともらしく人の診断をしているんだ・・・。

 

家に帰ってから、このことを旦那に話すと、

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と言われました。

こんなことに1万2千円も使ってしまってごめんなさい!(今はもっと高いそうです)
皆で焼肉でも食べた方がよかったよね。


この出来事からさらに占いや「人が見えないものを見える」という人のことは全く信じられません。

「見えないもの見える」っていう人、いますか?

いたら教えてください。

ドラマ「コウノドリ」で、あらためて子供をもつ「重さ」を考えました。

ようやく秋のドラマが始まりましたね。

昨日はドラマ「コウノドリ」の初回、子供達も前々から楽しみにしていたので、家族で見ました。

前回の「コウノドリ」を見ていなかったのですが、綾野剛さん、なんだか深志研ぽい(ドラマ「フランケンシュタインの恋」の役柄)・・・変わらない癒し系です。

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しかし、多忙な医者にもかかわらず、夜は「BABY」という名のピアニストとして演奏しています。

でもちょっと、あのカツラかぶるだけ・・・?
バレバレですよね?

 

ところで私は三人の子供がいますが、日頃から産婦人科ってカオスだなって思っています。
婦人科の検診、治療、妊娠の検診、不妊症の治療、避妊のための処置、出産、堕胎、流産、死産・・・。

病院の他の科でも色々なことをしているのでしょうが、ここまで相反することを取り扱う科ってないのでは?

だから、そこで働く医者って、相当なエネルギーがないとできないんじゃないかと思います。


ところでこのドラマの舞台は「産科」なので出産に絞っていますが、妊婦さんたちはそれぞれに困難な背景を抱えています。

志田未来が演じている妊婦さんは、本人も夫も聴覚障害者で音が全く聞こえない。

もうすぐ出産なのだけど、自分の母親にも、耳が聞こえないのに子供を持つことを反対されていた。

ただでさえ、初めての出産は何かと心配なのに、その後の子育て・・・どうなっていくのだろう、と不安でいっぱいになっていた。

 

う〜ん、確かに!
音が聞こえないというのは、子供の訴えに気がつかない可能性が高くなるのだから、かなりの困難が予想されます。

でもあらためて、自分の子育ての時にもし音が聞こえなかったら、と考えてみました。

夜の授乳は、何回かは泣き声で眠りの淵から引きずり出される感じで起きたけど、大体は気配で起きていたのを思い出しました。

なんとなく、ふっと起きたら、子供も起きて動きだしたり。
産後しばらくは、母親と赤ちゃんのリズムが同じなんだな〜と感じていました。

音がなくても、赤ちゃんと添い寝していたら、起きたらわかるんじゃないかな。

でも怖いのは突発的な出来事。

子供の怪我や体調の急変などは、泣き声でわかることも多いので・・・。

でも、音に反応して光で知らせてくれるセンサーライトもあるようです。

サウンドモニター セット X870

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出産後、赤ちゃんの聴覚は異常なし、と告げられて喜ぶ夫婦。

本当に子供って、両親のどちらにもないものを持って生まれてきたり。

不思議です。

我が家でも、アレルギー体質はすべて引き継いでしまったのですが、性格は私にも旦那にもみんな似ていないんです。

私は子供の頃から協調性がなくて自分の世界に引きこもるタイプでした。

なので、正直ずーっと人間関係では苦労し続けてきました。

でも、子供たちは病弱ではありましたけど、みんな精神的にタフで明るい。

ちょっとショックなのでは?と思うような出来事があっても、すぐ忘れて笑ってる。

子供たちを見ていると、つくづく自分が子供だった頃と違うなーと思います。

自分にはない素敵な部分をたくさん持っていて、本当に良かった。

 

ただ、子供を持つということは想像もしていなかったような病気や障害を一緒に背負うことでもあるんですよね。

 

もう一方の妊婦(高橋メアリージュン)は、仕事の大事なプロジェクトの途中で出産を迎えるため、産後の子育てと仕事の両立の心配で気が気じゃない。

さらに、生まれてくる赤ちゃんの心臓に穴が空いていると告げられる。

母親が泣き止まない赤ちゃんを抱っこしながら
「心臓に穴の空いた赤ちゃんと二人きりなんて心配で無理!」と叫ぶのですが、その時夫が
「大丈夫だよ!俺も手伝うから。」と言う。


・・・ん、人ごと?

と思った瞬間、四ノ宮先生(星野源)がその夫に

「何言ってるんだ。手伝うじゃないだろ?あんたの子だよ。」

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とビシっと言ってくれて、スッキリしました。

でもね、結局その夫は育児休暇をとらずに、妻が泣いている赤ちゃんと途方に暮れたように部屋にいるシーンが流れて、結局はほとんどこうなんだなって思いましたね。


ところで育児休暇、とった夫ってどれくらいいるんだろう?

うちの旦那の当時の会社も「育児休暇」と名のつくものはありましたが、「そんなの取れるわけないじゃん」ていう感じで、三人の出産のうち一回もとりませんでした。

私も諦めていましたね。
日本のほとんどの会社で、男性の育児休暇って「絵に描いた餅」ですよね。

大きな会社や、お役所関係なら取れるんでしょうか?

だからほぼ孤育て、今でいう「ワンオペ育児」まっしぐらでした。

 でもたとえドラマでも、出産のシーンを見たら、なんだかハッとさせられました。 

新生児って本当に、神々しいんですよね。周りの空気まで洗われるような・・・。

(よくドラマでは「この子絶対生後3ヶ月くらいだよね」という新生児役の赤ちゃんが多いけど、コウノドリでは本当に新生児がたくさん出ていて驚きました!)

そういえば長女が生まれた時に、白目が青かったので驚いたのを思い出しましたね。

真っ白な魂、生命力のかたまりっていう感じがしました。
次女も長男も、生まれたては本当に清々しかった。
(今は俗世にどっぷりと浸かってしまいましたが・・・)

あの、生命力の光に自分も照らされて、私もたくさんのエネルギーをもらえたような気がします。

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 そういえば、志田未来さんといえば、三浦春馬さんと共演したドラマ「14歳の母」で、14歳で出産する役でしたよね。

その時も衝撃でしたけど、考えてみたらうちの長女は今14歳・・・。

いや〜、あらためて「ありえない」って思います。

でもその志田未来さんももう24歳!

お母さんになってもおかしくない年齢なんですね〜。

時がたつのは早い!

 

命の誕生は本当に素晴らしいけど、それだけでは終わらない。
それは1人の人間の、人生の始まり。 

色んな意味で考えさせられたこのドラマ、次回も楽しみです。

 

ダンナの怒涛のファッションチェックで、家の中が修羅場に!

ドラマの谷間の時期&本も読んでおらず、ずいぶん久しぶりの更新になってしまいました。

気がつけばもう10月!皆さん、衣替えはもうしましたか?

私はまだしていなかったんですが・・・。

実は今日、夫が仕事で新宿に行く用事があり、私も一緒に行って帰りに友人の生け花の展示を見に行くことになったんです。

 

出かける準備で服を選ぶ時、「この前買っておいたカットソーを着ようっと。」

とトップスはすぐに決まりました。

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でもボトムスは何着よう?

「そうだ!」と思い出したたのが七部丈の黒いパンツ。

これ買ったはいいけど、夏着るのは暑いし、冬は寒くて着られない。

今しかないじゃん!

でも、タンスにしまいっきりになっていたからシワシワ!

このままでは着られないのでアイロンがけ・・・。

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で一応上下のコーディネートは決まったんですが、私の姿を見てダンナが、

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そうなんです。

私はストッキングが苦手。

ストッキングで靴を履いてツルツル滑る感じも、股が下がってくる感じもイヤなんです。

それに、今日はちょっと歩きそうだから歩きやすい靴がいいな。

だったらやっぱり靴下がいいよ〜。

 

薄手の長い靴下があるはずなのに、なぜか見つからない。

引き出し中を引っ掻き回して、トップスと色が似ている靴下にしました。

 

さていざ、出かけましょう!と外へ出ようとすると・・・

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またもやダンナが鋭いツッコミ!

外はけっこう寒かったので、カットソーの上にはおれそうなものを収納ケースから出したんですけど、クリーニングから返ってきてそのまましまっていたので、やっぱりシワシワ・・・。

でも、もうアイロンかける時間がない!何か違うもの!

麻はもう変だし、フリース素材のジャケットは暑いし・・・じゃあGジャン?
「カジュアルすぎ」

そう、だよねぇ・・・。

 

引き出しをあれこれ探して、ストールを見つけた!

よし、これにしよう。

ダンナと一緒に家を出て少し歩いたところで、

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あ、そういえばこの靴も下駄箱にしまいっぱなしの靴でした。

よく見ると汚れてる。

じゃあ履き替えてくるよ、と家に戻りローファーに履き替えました。

外へ出ると待っていたダンナ、

「ねえ、ローファーじゃなくてショートブーツとかないの?」

 

えーっ?

下駄箱を探したら、ありました!茶色いショートブーツ。

ブーツに履き替えて本当にようやく家を出て歩き始めました。f:id:SUISA:20171005201140j:plain

すると、歩きながらダンナが

「もうさ〜、服の管理が悪いんだよ〜。それに、なんか靴下とか履いてるし・・・。」


はいはい、確かにねぇ。

するとダンナが、

「ドブスファッションね〜!って言われちゃうよ。」   

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 は!?言ってるのアナタですからっ!

もう「ヒルナンデス!」のファッションチェックより厳しいわ〜!

 

でもねぇ、確かに・・・言われてもしょうがないですね。

オシャレより歩きやすさ優先。

ハイヒールとかもう無理!ストッキングも嫌い!

スースーするからスカートもイヤ。

それじゃ「ドブスファッションまっしぐら!」か・・・。

(少し歩いてスマホを忘れたことに気がつきました。)

 

そして用事を済ませ、新宿から帰ってくると。

家の中はしっちゃかめっちゃか!

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今週末にでも衣替えしないとですね。

着ない服とかも、断捨離しようかな・・・。

 

皆さんも、この時期のお出かけにテンパらないようにご注意ください(私だけ?)。

なぜ中年女性は突然キレてしまうのか?

社会に強烈なインパクトを与えた豊田議員の、秘書への暴言(暴力)問題。

議員が秘書に暴言を吐いたりすることも、たまにはあるかも?という想像をはるかに超えた、豊田議員の尋常ではないキレっぷりに、日本中の人が震撼しました。

こんな怒り方する人いるの?聞いたことない・・・。

と私も思いましたねー。

しかしあのヒステリックな怒りぶりに拒否反応を起こしたのは、男性の方が多かったのでは?

女性の方が、「ヒステリックな怒り」の耐性が少しある気がします。


秘書の告発で、豊田議員は窮地に立たされていますが、確かにああいう態度で人を傷つけて平気な人なら、国民の代表であるべきではない、と思いますよね。

ただ、録音を聞いている限りでは「この秘書、もしかしてわざと失敗してる?」と思ってしまうようなところもあります。

とはいえ、そういう秘書しか残っていないというのは、豊田議員の今までのツケなのでしょう。

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厄介な「怒り」の感情

しかしこの件であらためて「怒りという感情ってすごく厄介だなと思いました。

私も日々、その感情と闘っています。

他のどの感情よりも衝動的に現れ、他の誰かを傷つけてしまったり、自分の評価を下げてしまう「怒り」の感情。

私自身、そんなに激しい性格ではないと思っていたのですが、ちょっと最近自分の「怒り」がコントロールできない時があるって感じるんです。

 

つい先日のことです。

子供がらみのことで忘れてしまったことがあって、他のお母さんに迷惑をかけたことがありました。

自分でもすごく反省していたのですが、それを夕食の時に旦那と長女に同時に指摘され代わる代わる痛いところをつつかれて(本人たちは責めてるつもりなし)、本当にカッとしてしまいました。


元来私は忘れっぽいし、注意力散漫で、事務能力がない。

でも努力しているつもり。なのに、なんでたまにしてしまった失敗をそんなに責めるの?

っていう感じです。

旦那と長女にしてみたら完全に「逆ギレ」なんですが、自分でもしまった!と気にしているところに、二人にやいのやいのと責められた(ように思った)ので、そういう反応してしまったんですよね。

それはそれで言ったらスッキリして終わり、だったら良かったんですけど、それを皮切りに自分の中から、今まで思っていても「まあしょうがないか」とやり過ごしていた事柄もよみがえり、怒りの感情が色々出てくる出てくる!

 ま〜、逆の立場からしたら、かなりめんどくさいですよね・・・。


でも怒りの感情を持て余しながら・・・そういう自分が、昔の母と重なったんです。

私の母は、かなり感情の起伏が激しい人で、昔よく父や姉たちとケンカしていました。

その怒り方はヒステリックで、それに付き合わされる自分の立場に、半ば諦めに似た感情を持っていました。

今まで笑っていたのに、突然「怒り」スイッチが入るような感じ・・・。

他からしたら、段階があるわけではなくて、いきなりなので困惑してしまうんですよね。

家庭の中で母は太陽みたいな存在ですけど、怒り狂った母は、台風のように家族を吹き飛ばします。

私は、そうはならないって決めていたのに・・・。

時に怒ることもお互いの理解のためには必要だけど、感情的になって相手を責めても、関係は悪くなるだけ。

わかっているのに、なんで「怒り」に支配されてしまうんだろう?

でも、理性と感情の戦いでは、感情が優勢になってしまうんです。

(とはいえ、その時の母の「どうしてわかってくれないの?」という気持ちも少し理解できましたが・・・。)

 

キレる妻が増えている?

 少し前にNHK番組「妻が夫にキレる本当のワケ」で取り上げられた、最近の離婚夫婦の夫側の理由で大幅に増えているのが「妻からの精神的虐待」でした。

離婚に至らなくても、妻のことを怖いと思っている夫がかなりいるようです。

一般的に(中年)女性の「怒り」の裏には、孤独感や自分がやったことが評価されていないと感じているがことが多々あるのではと思います。

 

今の中年にあたる世代の女性は、子育て、仕事、家事、介護、PTA、ご近所づきあい・・・と日々色々なことに対処していかないといけません。

大体の男性は、社会で働くだけで疲弊していたりするので、他のことをしろというのも無理があるのかもしれませんが、あれもこれも同時進行でやっていかないといけない、それが標準とされている中年女性はいっぱいいっぱいです。

 昔もそういう女性が多かったかもしれませんが、共働きなどである程度自分で稼いでいると、仕事量と毎日処理している雑事の多さを夫と比較して不公平を感じやすくなります。

もともとホルモンバランスが崩れていく不安定な年齢に、色々なことが次から次へと降りかかるのですから、ふとしたことが針のひとつきとなって、突然爆発することになってしまうのかもしれません。

 

そういう怒りを撒き散らして良いわけではないと思っていますが、冷静に話しても相手が本当に聞く耳を持っているかというのもなかなか難しいですよね。

 

旦那さん側も日々大変なのでしょうが、マルチタスクでフル稼働している妻がどういう部分でストレスを感じているのか、少し聞いてみるといいと思います。

不満は、言えないで溜め込んでいると増幅しますからね・・・。

 

私なりのストレス解消

私の場合、好きな音楽を聴くことです。

そして、ギターを弾くのも気持ちが癒されますね。

ギターは正直、下手なんですけど、弦の音色が好きなんです。

あと、手を動かすことでちょっと気分が入れ替わるということもあると思います。

 

あとは、ほんっと月並みですけど友人とおしゃべりランチすることでしょうか。

旦那や子供に言ってもわからない顔されることも、同世代のママ同士だとお互い理解ができたりするんですよね。

 

解決できないことも、共感してもらうと気持ちが収まることもあるんです。

 

夫への不満は、「お互い様」の精神ですけど、おかしいと思ったことはけっこうはっきり言っています。

(そんなこと言っていると私が怒ってばかりいるように聞こえるかもしれませんが、旦那はすごく短気なので、普段は旦那の方がイライラすることが多いんです。)

 

とにかく、怒りはためこまないで、適度に解消しながら過ごしていきたいものです。

 

さて、ギリシャ神話のメデューサですが、頭が蛇になっていて、見つめられると石に変えられてしまう・・・・。

まるで激怒した女性を思い浮かべながら描いたようだなって思いませんか?

 

怒り狂う女性に怯えていた男性が、太古からいたのかもしれませんね。

 

ドラマの最終回の違いから自殺率を調べたら、日本の若者の自殺率が多くて驚いた!

昨日はとうとう「ごめん、愛してる」の最終回でした。

(結末ネタバレします。)

これは韓国で放送したリメイクですが原作とは少し変えていて、特に最終回の結末はだいぶ違ったようです(原作は見ていませんが)。

 

原作では、亡くなった主人公ムヒョクを追って、ウンチェはムヒョクの墓の前で自ら命を絶つそうです。

ですが昨日の最終回では、律が亡くなった1年後、韓国へ渡った凛華は、思い出をたどってはいましたが最後に空を見上げている表情は明るくて、悲劇的な感じはしませんでした。

 

賛否は色々あるようですが、私はこの方がいいなと思いましたね。

これで墓の前で死んだら、それこそ・・・

救いようなくない?

フィクションに限らず、韓国って実際でも自殺を選ぶ人が多い気がします。

よく有名な俳優さんが自殺した、とニュースでも報道されているし。

調べて見たら自殺率の統計でも、韓国は世界第3位!

やっぱり、と思っていたら・・・。

 

自殺大国韓国!でも日本の若者の自殺率にびっくり。

自殺率は日本は世界第6位で、女性に関して言えば3位!

www.nikkei.com

しかも日本の若者の自殺率は、なんと先進国中第1位なんだそう・・・。

ちょっとね、考えますよね。

エネルギーに溢れているはずの若者が、なぜ「死」を選ぶのかって。

 

なぜ日本でこんなに若者が自殺しているのか?

一つはやはり、他人に対して冷たい性質でしょうか。

これ、本当によく思います。

特に最近は「炎上」している人をさらに取り上げてとことんまで追い詰める傾向、ありませんか?

少しでもほころびがあれば、よってたかって袋叩きにする。

しかも、完全に打ちのめすか次の対象が現れるまで続きます。

社会全体で常に「いじめる」対象を探しているような。

 

人間の性質として「人の不幸は蜜の味」と、自分より不幸な人を見ると脳の中の快楽物質が分泌されるということが明らかになっているようです。

それは生物として(ライバルがいなくなると自分の餌が増えるなど)生存競争の本能でもあり、ある程度はしょうがないのかもしれない。

でも、その部分を社会で助長するのはどうなんだろう?

子供達は物心ついた時から、足のひっぱりあいを常に見聞きしています。

だから、自分ははみ出さないように、相手に悪く思われないように常に気を使っているんです。

 

さらに少子化にも関わらず、子供や親に対しても冷たい扱いは、世界でも類を見ないほどだと思います(小さい子供がいるなら、公共交通機関使わずにタクシー使えよ!みたいな論調)。

 

「脱ゆとり」の影響?過酷すぎる教育現場

しかも、今の義務教育、特に中学生は本当に毎日中学校へ通うだけでも大変です。

よく「いじめ」が問題になっていますが、私から見ると、ただ中学校へ通うだけでも相当な苦行です。

以下は私の子供を通して知った、中学生の過酷な毎日です。

 

まだ体が発育していない中、重い荷物(10キロくらい)を背負って暑さ寒さ雨の中、子供によっては長距離の登校。


友達とワイワイ楽しい昼休み・・・ではなくて、15分ほどで味わう暇もなく昼食。

(大磯の中学校のように、せっかく給食を出されても、冷え冷えでおいしくないという学校が多々あり)

suillustration.site

 

そんな感じでお腹が空いたまま部活終了まで活動し、また重い荷物を背負い帰る。

子供によっては、すぐに塾。

塾の宿題や学校のテスト勉強など、やることは山積み!

「脱ゆとり」で教科書のページが増えたり、勉強しないといけない内容が増えたりしていますが、昔と違って今はほとんど週休2日。

なので、平日がぎゅうぎゅう詰めなんですよね。

なんでこんなに余裕がないのだろう?

しかも今や子供達は携帯やスマホを持っていて、家に帰ってきても学校の人間関係から抜けられない時代。

いじめられていなくても、ただ「友達がいない」だけでも、中学校は苦行になるのですから、友達との人間関係の構築は大事です。

とはいえ、この年頃は自意識が以上に高くなる時期。そして他人との境界線も曖昧なので、衝突も起こりがち・・・。

 

これがこの先もずーっと続くのかな・・・。

と思ったら、生きていく意味を見出せなくなるかもしれません。

この上いじめや、家庭内の不和などがあったら、もうとどめですよ。

 

そんな過酷な学生時代を乗り切った後は、社会で酷使される。

学生時代をなんとか乗り切って、ようやく就職したと思ったら、プライベートを楽しむ時間も体力もなくなるまで仕事をしないといけなかったりします。

実は私の甥っ子も、就職した会社がかなりなブラックで、帰るのがいつも深夜。

やっとお休みがきたと思っても、たまった洗濯物などの家事と体の疲れを取るので終わってしまい、遊びに出かける余裕もなかったようです。

なんとか3年間は頑張ろうと思ったらしいのですが、限界を感じてやめたそうです。

一時期はちょっと精神的に落ち込んでいたようでしたが、しばらくしてから求職活動して、今は新たな職場で働いているようで安心しました。

今回の職場は、いい職場なのを祈っています。

やっぱり「もう少しがんばってみたら?」とかつい言ってしまいがちなんですが、あまりにも内容がひどい、拘束時間が長すぎる、パワハラ・セクハラがある、などは我慢しないでやめる勇気も必要です。

とはいっても、一度やめると新たな(前の会社と同等か、いい条件の)会社が見つかるか不安で行動できない、という人も多いですよね。

でも若者が「過労自殺」なんて、本人も親も、なんのために今まで頑張ってきたのか・・・と切なくなります。

真面目は美徳ですが、その真面目さに本人も周囲も囚われてしまったら・・・ヘルプカードを使う前に、いきなりエンドカードを引いてしまうことになりかねません。

 

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若者ならではの傷つきやすさ

私も若い頃はもっと真面目で(笑)、誰かが言ったことにすぐに傷ついていました。

でも、今はだいぶタフになりました。

だって、昔「この人の言うことは絶対なんだ」と思っていた人の言うことは、あてにならないという実例をいくつも見て来たんです。

特に、自分が成功している人は、自信満々に自分の尺度で人の批判をしたり判断をしたりします。

若者にとっては、「この人はこれで成功しているんだから絶対なんだ」と真に受けて、自分が才能ないとか、社会からはみ出しているとか思いつめたりします。

でも、そんな自信満々の成功者が、時代の流れで脱落していったりするのを見ていると、「別に絶対じゃなかったんだ」と思いますよね。

そして、否定されていた人たちだって、急に才能が認められることもあります。

 

結局、人の目、社会の目を気にしていたって、あてにならないし、自分のやりたいようにやること、それが自分自身の幸せにつながるんだと思います。

 

確かに周囲の人の意見を聞くのも大事ですが、答えは周囲の人の中にあるわけではなく、自分自身の中にあるのですよね。

「自分の若い頃はこうだった。今の若い人間は我慢が足りない。」

とか言う言葉は、聞く価値はないので、スルーしましょう。

 

その時代や地域によって、大変なことは常に変わっていくし、「大変さ」の尺度なんて相対的なものですから。

 

結論

今の若者は生育過程でストレスが多く、社会に出ても今度は私生活を犠牲にするような働きを強いられ、その賃金からは税金や年金などがかなり引かれていく。

でも自分の将来は年金などもらえる保証はなく、まずそれ以前に、結婚して子供を作るためのお金もままならない。

 

 どこに希望があるのでしょう?

少子化だけではなく、せっかく生まれた子供達も、若いうちに自ら命を無くしているんですから。

あんなに分厚い教科書で勉強していても、生きていくために本当に大切なことは教えてはくれません。

とはいえ、なかなか社会のシステムも空気も変わらないでしょうね。

だとすると、やはりこの先はどんどん若者が減るのでしょう・・・。

 

だけど、年寄りばかりの街は、やはり寂しいですよね。

労働力という点だけではなく、社会が変わるパワーを秘めていたり、実は年配者より真面目だったり純粋だったりするのが若者ですから・・・。

そういう存在が少なくなるのは、ただでさえ膠着しがちな日本社会は血流がなくなって、経済だけではなく多方面でどんどん沈んで行くでしょうね。

 

もし日本人全体が、そして政府も、本当に少子化や若者の自殺を食い止めたいのなら、かなり大きな改革を今していかないといけないと思います。 

 

最後に、ドラマで感じた疑問

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ところで、またドラマの話に戻りますが、死を間近に感じた律が、波打ち際を歩いていくシーンで律の死を暗示しています。(その後いきなり1年後になっている)

脳の機能が停止することになっているため、心臓は弟に移植される予定なのですが、律はどういう最後を迎えたのでしょう?

原作ではバイク事故みたいですが、あのまま海で溺れたら心臓もダメになってしまうだろうし、どこかで倒れたとしても、すぐに見つけて病院へ運ばないとやっぱり心臓もすぐ止まるよね・・・。

 

移植する(最後はちゃんと弟に移植されている)のなら、やっぱり病院で死なないと無理なのでは・・・。

と、色々と疑問に思ったのでした。

 

ツッコミどころ満載でしたが、長瀬君の熱演で、それでも感動しました。

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