勝手気ままにイラストコラム

音楽・芸能ネタのイラストコラム。育児マンガ・水彩イラストは「Suiの水彩日記」にて。

夏の夜に聴きたいアルバム

先週は近所に住む友達に誘われて、すごく久しぶりにJAZZのライブに行きました。

JAZZのライブと言っても、演奏した曲はスタンダードなジャズからボサノバ、クラシック、など多様。

普段から音楽は聴いていますが、音が体全体に響いてくるライブはやっぱり感覚が違いました。

演奏者はピアノ、ベース、そしてドラムの3人で、ピアノを担当してる方は普段はお医者さんという、まるでリアル「コウノドリ先生」。 

 

しっとりした曲から、かなり難解そうなアップテンポの曲も弾きこなしていました。

ピアノ奏者は普段、医師としても評判で予約がなかなかとれないことで有名なんですが、色々な部分に才能があるんですね。

ドラムやベースの人の演奏も力強くて素晴らしかったです。

ただ、しっとりした曲の時にドラムが少し目立ちすぎている感じもありました。(席も近かったのですが)

ドラムってやっぱり気分が乗りやすいんでしょうね・・・。

 ドラマーと指導者の激しいバトルの映画↓

suisa.hatenablog.com

 

それにしても音楽は不思議。

なんで音でその場の空気がガラリと変わるんだろう?

やっぱり生で聴く機会はなるべく作ろうと改めて思いました。

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ところで二十歳くらいの時はジャズ好きな彼がいたので、ジャズ喫茶に行ったりしてよく聴いていたんですが、最近はもうさっぱり聴いていませんでした。

でもライブで刺激され、家にあるCDを久しぶりに聴いてみました。

そしてそれとともに、持っているCDの中から真夏の夜に聴くのにおすすめのアルバムをちょっと紹介しようと思います。

ちなみにジャンルはバラバラです。

 

 

一人静かに過ごす夏の夜

  COOL STRUTTIN'

クール・ストラッティン

クール・ストラッティン

 

  あまりにも有名なアルバムです。

 サックスやドラム、ピアノの一体感・・・

そしてパートごとのソロ演奏もかっこいい。

 6曲目「Lover」のドラム、すごすぎます。

 

 

WALTS FOR DEBBY

ワルツ・フォー・デビイ【完全版】

ワルツ・フォー・デビイ【完全版】

 

 

さて先ほどの「COOL STRUTTIN'」は軽妙な曲が多かったですが、こちらはしっとりした曲が多いです。

 タイトルになっている「WALTS FOR DEBBY」は、ジャズが好きでなくても聴いたことある人が多いと思います。

 

家にあるJAZZのCDがあまりなく、結局これです。(ボーカル入りのはありますが、冬っぽい気が・・・)

2枚ともあまりにも有名だからか、 Amazonで商品検索したら、何種類も出てきてどれ選んでいいかわからなくなりましたね。

 

ググッと自分の世界に入りこみたい時に

Feeling Fine

Feeling Fine: Singles

Feeling Fine: Singles

 

 

いつのまにかこのCD買ったようなんですが、何者なのかわかりません。

でも・・・超かっこいいです。「A Thousand Signs」は本当にシビれます。

ジャンルはなんというんだろう?

とにかく聴いていると、違う世界に入りこみそうな感覚になります。

 

銀河鉄道の夜」サウンドトラック

銀河鉄道の夜

銀河鉄道の夜

 

 

私が「銀河鉄道の夜」を見たのは小学生の頃ですが、話がよくわからなかったけど、すごく印象に残っています。

このアルバムを聴いていると、自分の性別とか年齢とかそういう情報が一切消えて、ただ小さな星の一粒になって宇宙に漂よっているような気持ちになります。

 

歌声に癒されたい時に

真夏の夜のスキャット

真夏の夜のスキャット

真夏の夜のスキャット

 

 

ボサノバの中でもかなり洗練されてポップなアルバムです。

兄弟で結成されているんですが、妹ジャーネの歌声がとにかく素晴らしい。

映画「いそしぎ」のテーマ曲、「The Shadow of your smile」はうっとりするような曲。

英語の曲もポルトガル語の曲もあるんですが、ポルトガル語の響きが素敵です。

ちょっと練習したこともあったんですけど、やっぱり覚えられなくて断念しました。

タイトルにもなっている「真夏の夜のスキャット」は、一度ぜひ色々な人に聴いてほしいですね。

聴くだけでハッピーになれます。

 

Stronger Than Pride

Stronger Than Pride

Stronger Than Pride

 

 

死ぬほど聴いたアルバムです。

SADEのハスキーな声が好きです。「PROMISE」もよく聴いていました。

 

 ENCOUNTER

Encounter

Encounter

 

歌というより心の赴くままに声を出しているような・・・歌詞があるかどうかもどうでもよくなってしまう。

しっとりとしたピアノと不思議な世界観。

 

Celia Vaz

Celia Vaz

Celia Vaz

 

 ギターとともに響く歌声が素敵です。

「RETRATO EM BRANCO E PRETO」のデュエットが特に好き。

7曲めは「INUTIL PAISAGEM」となっていますが、これは「DINDI」ですね。

「INUTIL PAISAGEM」が原題なんでしょうか。

ゆったりとした大人の空間に合いそうなアルバムです。

 

ほんとにジャンルバラバラですが、もし機会あれば聴いてみてください。

ドラマ全国放送中止?の「幸色のワンルーム」を読んでみた感想

7月からテレビ朝日で放送予定だった「幸色のワンルーム」、批判が集まったたために関東での放送は中止になり、それに対してまた批判が出ています。(関西圏では放送予定)

「幸色のワンルーム」はtwitterで火がつき、pixivで掲載されていた漫画。

幸色のワンルーム コミック 1-4巻セット

幸色のワンルーム コミック 1-4巻セット

 

 

爆発的な閲覧数で単行本化され、今回ドラマ化も決まったそうです。

批判の理由はこの題材(若い男性が女子中学生を誘拐するのだけど、実は・・・)が実際に起きた事件を連想させるのではないか、誘拐肯定に繋がるのではないかというものらしいのですが・・・。

漫画はどう描いているのか?

この漫画を娘が持っていたので読んでみました。

以下は簡単なあらすじ、そして読んだ結果の私の感想です。

(以下ネタバレあります!)

 

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幸色のワンルーム 簡単なあらすじ

中学2年生の少女(のちに「幸」と名付けられる)は、「お兄さん」に誘拐され一緒に暮らすことになった。

「行方不明になった少女」として探されている「幸」。

しかし実は「幸」は親からは虐待され、同級生からはいじめを受け、学校の先生からは性的暴行を受けていて、むしろ「誘拐」されている生活に救いと幸せを感じている。

そんな中、幸の親から依頼された探偵が幸の居場所を追っていく。

 

まず、「幸」は犯罪に巻き込まれたというよりは、その前から心身ともに傷つけられていて、むしろ「お兄さん」に救われています。

生きることになんの希望もなかった「幸」がだんだんと希望を持っていくなか、「お兄さん」がなぜ「幸」を誘拐することになったのかも明かされていきます。

 

でも漫画の方もまだ終わっていません。

今は4巻まで出ていて、そこで折り返し地点くらいと書かれているところを見ると、あと4巻くらいは出るのではないでしょうか?

 

読んでみて、実写ドラマ化には「反対」だと思った

読む前は

「これ批判するなら、誘拐設定の作品はみなダメってことじゃないの?」と思っていました。

で、実際にこの漫画を読んで「誘拐」を肯定しているのではないのはわかりました。

その後ネットで反対や賛成の意見も読んで・・・でもやっぱり実写のドラマ放送は反対だな、と思いました。

 

まずそもそも、漫画が終わっていなくてこの先の筋がわからない。

最近、まだ続いている漫画をドラマでもやってしまうこと多いですよね。

前からそれもどうかと思っていたんですが、今回のこの漫画はかなりきわどい設定。

このストーリーでいくら「誘拐」が少女を救う手段だったとはいえ、その生活を続けていて、その決着をどうつけるのか今の時点ではわかりません。

もちろん「お兄さん」「幸」ともに今の状態が犯罪だということは自覚していて、この先その生活が変わるのは予想はできますが・・・。

でも「誘拐」は「幸」を救うための突発的な行為だったとして、それ以前にいじめや虐待されている「幸」を見るだけ(抵抗もしない少女を「嫌い」と言いつつ気になって観察)で盗撮、写真を部屋に貼って眺めていた「お兄さん」。

それを見た「幸」が「お兄さん」が自分を好きで盗撮していたと勘違いして

「幸のことこんなに好きな人いるんだって嬉しかった」って言うんですが・・・。

いくらそれまでの「幸」が人間的な暮らしを送っていない設定だとしても、この言葉はまるで盗撮している人間が都合よく思いこみそうなことじゃない?

 

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それから、あらためて被害者の立場に立って考えてみました。

設定が似ているという埼玉朝霞市の女子中学生誘拐事件・・・

「逃げられたはずなのに逃げなかった」という精神状態が、この主人公の「幸」のように、「本当は本人の意思なんじゃないの?」と思っていた人、実際にたくさんいたようですね。

その誘拐された少女がしていたように、漫画の主人公「幸」もネットやテレビでクラスメイトや親が自分を探しているのを知りますが、「幸」はその人たちに「偽善者!」と思います。(「幸」は家族に虐待され、クラスメイトにはいじめられていたので)

これは実際の事件と関係ないと言われても、誘拐された被害者や家族が目にしたらすごく嫌な感じだろうな・・・。 

実際の少女誘拐事件では、被害者の少女はPTSDを負い、この先もどういう影響があるかわからない。

 

 自殺願望を持った若い女性たちがtwitterで連絡をとった見ず知らずの男に出会い、お金を奪われたり性暴力を受けたりした後にアパートで次々に殺された、とんでもなく恐ろしい事件もありましたよね。

 

漫画の中で違和感のあった場面は他にもありました。

一緒に住み始めた「幸」がお兄さんに体を洗ってもらうんですが、それは虐待によってあざだらけの体をお兄さんに見てもらう目的だそうで?

カミソリを見せても怖がらない「幸」に(恐怖感が麻痺している)と感じる「お兄さん」は彼女の心と体の傷を知って衝撃を受けるんですが・・・。

性被害受けた少女が、付き合ってもいない若い男性に体を洗ってもらうのがそもそも「え?」だし、そんな少女を洗いながら、ただ彼女の傷を思いやる優しい「お兄さん」て・・・そんな対応期待したら、少女は間違いなく2次被害受けるよなぁ。

 

ここまで書いて、この漫画へ感じていた違和感がわかりました。

盗撮や誘拐をした「お兄さん」は今までの少女漫画の常識からは異色なんですが、中身は少女漫画に出てくる「素敵な彼」そのままなんだって。

(マスクしてるけどイケメンだし!この「お兄さん」がこの漫画人気の大きな要素)

漫画ならまだ「フィクション」感があるけど、実写にすることでリアリティが高まる気がします。

 

今の日本で毎日のように未成年の子供達が狙われて犯罪にあったりしているのを考えると、周囲に虐げられている女子生徒を唯一助けた相手が「前から少女を盗撮していた見ず知らずの男性」という設定のドラマを全国放送する意味って、何・・・?

色々な影響が生まれることが予想されるこのドラマをあえて放送する意味を、制作側はどれくらい重く考えていたのかな?

 

表現の自由」って、特定の誰かを傷つけたり、似たような犯罪を増やすかもしれないってことよりも大事なことではないと思う。 

うちの中学生たちの意見

この漫画、長女が今年購入したものです。

この漫画をもとにした実写ドラマがどうして全国での放送を取りやめたのか知ってる?と聞いたら長女、次女とも「知らない」と・・・。

少女が誘拐されたあの事件すら知りませんでした。

聞いたことあるような・・・程度。

ちなみに実写ドラマ化に対しては二人とも反対でした。

その理由は私とは全く違って、「漫画を実写にするとイメージが崩れるから嫌だ」ということでした。

 

この事件を知らないで買った子供達からこの漫画を取り上げるつもりもないし、この漫画がこれからどういう決着をつけるのかは興味があります。

 ただこの漫画がモデルにしたかのような、実際の被害者がいる少女誘拐事件があった、ということは言っておきました。

 

このドラマは全国で放送中止なのではなく、関西では放送予定だそうです。

それも不思議といえば不思議なのですが、最近少女が巻きこまれた事件がすべて関東で起きていることで影響度が違うという判断なのかもしれません。

関西圏ではどういう反応があるのか気になります。

 

suisa.hatenablog.com

 

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まさかの見逃しで焦った「あなたには帰る家がある」最終回!

昨日とうとう最終回でしたね。

楽しみにしていたんですよ!

なのに、お酒を飲んでいたせいか眠気が・・・。

寝室で見ていたんですけど、開始10分でまさかの寝落ち!

気がついたら夜中の2時くらいでした。

で、録画もとってない!

焦りまくりましたが、動画配信サービス「Tver」で期間内なら無料で視聴できるんですね!

tver.jp

は〜、良かった良かった。

 

今まで面白かったのに、最終回で残念な感じになってしまうドラマも多いんですが、このドラマは最終回も予想がつかず面白かったです。

以下はネタバレありの感想です。

 

超簡単な最終回のあらすじ(ネタバレ!)

真弓(中谷美紀)は綾子に太朗のもとに戻るように作戦を練るが、綾子はしぶとい。

でも、秀明との間に愛がないこともわかっていた。

とうとう離婚届を出そうとする太郎と共に秀明の職場に来た真弓。

その場から逃げる綾子を追って4人ともエレベーターに閉じ込められてしまう。

その中で皆が自分の気持ちを吐露するのだった。

結局「俺も変わるから、戻ってこい」と言う太朗のもとへ帰る決意をする綾子。

よりを戻したがる秀明に対して真弓は簡単にはうなずかない。

しかし、程よい距離感で会い続けるシーンがあり、二人の将来もよりを戻すこともあるかも?と予感させるのだった。

 

真弓が簡単に秀明とよりを戻す展開にならないのが良いですよね。

でも秀明がさんざん真弓や綾子に責められているシーンが、結婚発表した玉木さんへの戒めみたいで笑えました。

あのシーンしたら、リアルであんな体験は絶対したくないって思いそう。

 

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そしてドラマ終盤から急に株が上がった太朗。

ユースケ・サンタマリアさんのあの演じ方がすごく良かったです。

でも、自分の子でもないのに妊娠している綾子ごと受け入れたのに裏切られ、逃げていった綾子のこと、あんなにすっきり許せますかね?

もしできたら相当、器が大きい!

 

で、一見良妻賢母の鏡みたいな女性なのに、人としてのルールや大人の常識を破り自分の思うままに行動する綾子。

やっぱりね・・・木村多江さんが最高でした!

働いている定食屋での強がりマウンティングも笑えました。

でも中でも印象的だったシーンが・・・。

閉じ込められたエレベーターで、みんな喉がカラカラな中、水筒を持っている綾子(ここら辺がさすが)が一番最初にお茶をあげるのが秀明、そしてその次が茄子田。

そして次は自分が全部飲んじゃって真弓にはあげないという・・・!

そういう、結局は自分の気持ちに正直なところが、なんとなく憎めない人物像になるんだなぁ(脚本うまい!)。

真弓に「ごめんなさい」言わないのか!と思ったけど、真弓の考え間違いで6文字だったんで、まあしょうがない?

 

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そしてやっぱり今回のドラマで一番「おおっ!」と思ったのが中谷美紀さん。

あんなにコメディっぽい演技は今まであまり見たことなかったし、その間に見せる悔しい表情や悲しい表情・・・すごく演技の幅が広い女優さんなんだなとあらためて思いました。

原作とはだいぶ違う真弓像ですが、魅力いっぱいでした。

これから「メンチカツ」食べるたびにこのドラマのこと思い出すんでしょうかね?

 

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これで今期見ていたドラマは皆終わってしまって寂しいなぁ。

この同じ枠では、「チア☆ダン」という青春ドラマが始まるようです。

ちょっと対象が若い感じがして、見るかは微妙です・・・。

 

見逃した方、7月13日の21:59分までTverで見られますよ!

suisa.hatenablog.com

 

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ゾンビよりも怖いのは・・・人間だ!「ウォーキング・デッド」

少し前になるんですけど、Amazon prime videoで予想外にはまってしまったドラマがありました。

アメリカで2010年から放送されていた「ウォーキング・デッド

一言でいうとゾンビがこれでもか!というほどたくさん出てくるドラマです! 

 

ダンナが見たいというので見始めたんですが、ゾンビがとにかく気持ち悪い!

かわいらしいゾンビ映画もあると思うんですが(あるのか?)、このドラマにでてくるゾンビはけっこうリアル。

しかもすぐに銃殺したり、殺し方がエグかったり、表現がけっこう残酷なんです。

子供と一緒には絶対に見られません。(そもそも視聴の年齢制限あります。)

 

・・・でも、見ていくうちにすっかりはまって、シーズン7まで見終わりました。

 

まだ見ていない人のために、ちょっと紹介したいと思います。

 

 

ウォーキング・デッド」の超簡単なあらすじ

アメリカ・ジョージア州で保安官として働くニックは、勤務中に怪我をして昏睡状態になってしまう。

その後病院で目覚めたニック。

・・・しかし、周囲はとんでもないことになっていた!

町中にゾンビが溢れかえっていたのだ。(その後ゾンビのことを「ウォーカー」と呼ぶようになる)

自分の妻と息子を探すニック。

そして家族と再会したり、信頼できる仲間ができたり失ったり、争ったりしながら安住の地を求めて放浪する。

 

ざっくりすぎてごめんなさい。

あんまり詳しく書くとネタバレになってしまうので・・。

 

最初はゾンビのあまりの気持ち悪さに目を背けたくなりました。

ゾンビはいつも空腹で、人間を食べるんです。

そして食べられたり噛まれた人間も、ゾンビになってしまいます。

とにかく退治するのには頭を破壊しないといけないんですねー。

やっつけ方もとにかくグロい。

 

でも話が進むうちに、ゾンビより怖いのが人間だな!って思うように。

とにかくゾンビがどんどん増えて押し寄せてくるので、人間はゾンビに襲われない地を求めて移動するのですが、そこが常に取り合い!

ゾンビがいなくても殺し合いなんです。

正直、死んだ方が楽かも?って思ってしまうくらい、常に戦い・・。

だけど、その中で出てくる人の個性や知恵、魅力があるのでやっぱり見続けてしまうんですよね。

 

主要な登場人物

リック

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元保安官

リーダーシップが取れ、生き残りをかけた戦いで常にグループの指揮をとる。

しかし、現実の厳しさと絶望感でたびたびおかしくなったり独裁者的な振る舞いをしたりする。

いわゆる「正義のヒーロー」ではなく、けっこう人間臭く弱い部分もあり。

 

グレン

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日本人かと思ったけど、韓国系アメリカ人。

穏やかで、登場人物の中で私は一番親しみが持てた。

 

カール

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リックの息子。

サバイバルの世界で順応できる、していこうという姿は「この世界じゃしょうがないか・・」と思いつつも見ていて悲しい。

シーズン1の幼くてかわいい姿から、徐々に青年に育っていく姿に、撮影期間の長さを感じます。

  

ダリル

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寡黙な1匹狼・・なイメージだけど仲間思いの優しくて頼れる男。

正直リックよりずっとまとも。

どうやらこのドラマでは1番人気のある登場人物みたいです。

 

キャロル

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夫のDVに悩む妻だったが、弱いと見せかけ実はかなりタフ。

精神的にも戦闘能力も・・・。

話とは全く関係ないですが、すごくスタイルがいい!

まあリックも、その奥さん(ローリ)もなんですけどね・・・。

 

ミショーン

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女剣士。日本刀を振り回してゾンビをバッサバサと倒していく。

クールで頼もしい。

でも途中でまさかの展開・・・(これは見てのお楽しみ?え!?って感じでちょっと納得いきませんでしたが)。

 

他にもたくさん個性豊かな登場人物が出てきます。

なんていったってシーズン8まで続いていますからね(シーズン9は今製作中)。

ちなみにシーズン8はAmazon prime videoでも見られますが、有料(1話100~150円)です。

  

 でも見始める時には注意が必要です。

まず、ハマると当然のことながらかなりの時間を消費されます。

途中、グロい表現や救いようのない展開があったりします。

 

なので、精神的に弱っている時や残酷シーンが苦手な人は見始めない方がいいかもしれません。

 

細かいところ言うと、もしこんな状況になったらとにかく食べ物を探すだけで1日の大半が費やされると思うんですけど、皆戦ってばかり・・・。

その割にはそんなに痩せていないという?

中には見ているうちにどんどん太っていく女優さんもいて、「おかしいだろ!」ってツッコミまずにはいられませんでした。

でもこんなに見続けたのは「24」以来ですね。

 

・・・とはいえ私はシーズン8まだ見ていませんが。

シーズン7でちょっと面白みが半減してしまって。(登場人物の死とか話の展開とか)

もう少し前のシーズンだったらお金をだしても見たかったと思うのですが、シーズン8ではまたもや主要人物の死が予想されるので、積極的に見る気にならないんですよね。

とはいえ、シーズン8がフリーになったら見ますけど。笑

 

ウォーキング・デッド、最近のニュース

今シーズン9を撮影しているそうですが、リック役のアンドリューリンカーンがシーズン9で契約を終了したというニュースが目に入りました。

 

ええ・・・とうとうリックが?

主人公にしては色々アレな人だけど、それでも常に皆を引っ張っていこうとしたリック。

その中心人物がいなくなってしまうのは、さらに見る気がなくなるかも。

そしてマギー役のローレン・コーハンも降板の噂が・・・。

 

しかしそのかわりに(?)元相棒シェーン役だったジョン・バールサルが復活らしいのです。

 

確かに撮影期間が相当長いので、プライベートな問題、ギャラの問題、制作側との考えの違い・・・などなど色々あるんでしょうね。

 

見ていない人でも楽しめるアプリ

全然話変わりますが、ウォーキング・デッドをモチーフにした携帯ゲーム「ノーマンズ・ランド」が日本でも配信開始しました。

 

RPGはほぼやったことないのですが、入れてみました。

 こんな感じです。↓(合成しています)

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それから「Dead Yourself」という、顔を簡単にゾンビにできるアプリもありました。

このアプリで自分の顔を撮ると、色々なゾンビトッピング(?)が追加できるんです。

それで作った写真がこちら↓

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ギャ〜!!!

キモぉおおおおおおお!!!!

 

・・・と思ったあなた、これすんごくソフトに加工しています。

斧とか裂けた口とかすごくグロいんですが、最後にアプリで誰かに送れ!としつこいんですよね。笑

誰にも送る人いなかったんで(こんな写真送ったらドン引きされるわ〜)ここに載せました。

でもこれで「うげぇぇぇ、見たくない」と思う人は、ウォーキング・デッドを見ない方が良いでしょう。

実際に出てくるゾンビは、この100倍くらいキモいです。

 

逆に、土に半分埋まっていたり、水の中にいたり、色々なゾンビの形態が見られるので、ゾンビ好きにはたまらないと思います。

 

とりあえずフリーで見られる環境でキモ・グロが好き、もしくは大丈夫な方、ゾンビの世界にはまってはいかがでしょうか?

 

 

原作は夫婦の役割の逆転が大きなテーマ。「あなたには帰る家がある」

金曜ドラマ「あなたには帰る家がある」見てますか?

前回、真弓が夫(秀明)の浮気相手(綾子)の夫(茄子田)と良い雰囲気になるという、まさかの展開が!ますます目が離せません・・・。

 

で、気になって原作を読みました。

そしたら、だいぶドラマと違った印象だったんですよね・・・。

 

原作は山本文緒さんが1994年に集英社から出した単行本。

なんと今から25年くらい前に書かれた小説なんです!

  • ドラマと原作の登場人物設定の違い
  • 原作を読んだら、真弓のイメージは夫を許したあの(元)議員だった!
  • 夫婦の逆転だけではなく、夫同士の「逆転」も見所だった!(ちょっとネタバレ)
  • ドラマの面白さはやっぱり俳優さんと脚本が大きい!

 

ドラマと原作の登場人物設定の違い

佐藤真弓

ドラマ・・・42歳 娘の中学受験のあと旅行会社へ勤め始める

原作・・・28歳 娘(麗奈)が1歳になる頃、保険のセールスレディを始める

 

佐藤秀明

ドラマ・・・40歳(くらい) 住宅メーカー勤務は同じ設定

原作・・・26歳 

 

佐藤麗奈

ドラマ・・・中1

原作・・・1歳

 

真弓の両親

ドラマ・・・母は浮気していた父と離婚

原作・・・父母離婚しておらず

 

茄子田太郎

ドラマ・・・40代後半 痩せていてちょっとねちっこい感じ(ユースケさんの演技でそう見えてます)

原作・・・33歳 小太りで絵に描いたような?スケベジジイ

 

茄子田綾子

ドラマ・・・40代後半

原作・・・30歳くらい

 

茄子田の子供

ドラマ・・・高校生くらいの男の子

原作・・・二人いて長男が4年生。次男が2年生。

 

ドラマでは佐藤秀明・茄子田綾子二人の不倫と、それによって引き起こされる真弓や茄子田の家族との泥沼化が中心です。

最近の見せ場は綾子のサイコぶりですよね。(^ ^;)

 

原作では、それと同時に夫婦の役割の逆転ということが大きなテーマです。

やっぱり90年代だからでしょうかね・・・。

 

原作を読んだら、真弓のイメージは夫を許したあの(元)議員だった!

原作あらすじ

商社勤めに疲れた真弓は、付き合っていた秀明をハメて妊娠、結婚。

出産し、自分の希望通りの専業主婦生活を送っていたはずだった。

しかし24時間言葉の通じない子供相手の日々にどんどん閉塞感を募らせ、やっぱり働きたいと言いだし、保険のセールスレディになる。

しかし段々と秀明の間に距離を感じるうち、秀明の浮気に気がつく。

そしてその相手が秀明の顧客であり自分も仕事で関わりのある、茄子田の奥さんだと知る。

悩む綾子。しかし、やっぱり秀明のことを愛してる。

 

・・・離婚してしまうドラマと違って原作では離婚しません。

 

「専業主婦」が全く自分の思い描いていた理想と違ったのと同様、家族を養う覚悟で働く厳しさを実感する真弓。

しかし結局は「自分が働いて夫と子供を養っていく道」を選ぶのです。

 

そのエネルギッシュさと、夫の浮気も許す器・・・どこかで聞いたことある?

まるで金子恵美(元)議員じゃないですか!

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金子さんは、自分の妊娠中に夫の宮崎(元)議員がグラビアアイドルと不倫したことが世間に知られ、夫はバッシングされた上に辞職することになってしまいましたよね・・・。

妊娠中の浮気(しかも自宅で)という、ゲスと呼ばれても仕方のないことをした夫を許したのですが、世間の理解は得られずに前回の選挙では落選してしまいました。

(やはり今の風潮では、そんな夫とはさっさと離婚した方が応援できると思われるのか、ドラマでも真弓は秀明と離婚する設定にしたんでしょうね。)

 

踏んだり蹴ったりだと思うのですが、夫も反省し、子供の面倒もかなり見ていた(育児休暇とると言っていただけあって?) そうで・・。

金子さんは見るからに「専業主婦」では収まらなさそうですし、女性が子供を産んでもハードな仕事を続けるのは、実際は相当高いハードルがあります。

ましてや政界なんて男尊女卑の権化みたいなイメージ。口では女性登用とか言っているけど、あくまでイメージ戦略(あら、ゲス極の曲名じゃない)の要素がまだまだ大きいのでは・・・。

金子さんは難産だったらしいので、その後赤ちゃんのお世話をするのはかなり大変だったと想像できますし、もし夫を許せたら(これがなかなか難しいけど)、赤ちゃんのお世話をしたり買い物へ行って家事をしたりとかいがいしくしてくれる夫がいたら相当助かりますよね。

一般人と違って、世間が自分のかわりに夫をこれでもかと責め続け、しかも辞職までしたのだから、金子さんも気も済んだのかも?

綾子に心惹かれた秀明と違って、あの宮崎(元)議員は単なる浮気に見えますから。 

ちなみに宮崎(元)議員は今は事業を起こして経営者になっているようです。

けっこう肉食系でアクティブ?なので秀明とはイメージ違いますね。

夫婦の逆転だけではなく、夫同士の「逆転」も見所だった!(ちょっとネタバレ)

以下ちょっとネタバレになります。

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AirPods、高齢の人にこそおすすめだと思った理由

お題「愛用しているもの」

この間お誕生日に家族から「Air pods」をもらいました。

 

Apple AirPods 完全ワイヤレスイヤホン Bluetooth対応 マイク付き MMEF2J/A

Apple AirPods 完全ワイヤレスイヤホン Bluetooth対応 マイク付き MMEF2J/A

 

 

もともと普通のイヤホンは持っていたので、別にそれでいいや、と思っていたのですが、実際使ってみたら「ただ音楽を聴く」というだけではない、色々な使い方ができたのでまとめてみました。

 

 耳に装着すると「ドゥン」という音がします。

 

 

予想通りだけどやっぱり便利だったこと

着替え、2階まで何かを取りに行く時など、ちょっとした動作の時にいちいち外さなくて良いのが地味に便利。

これから暑い季節は身軽な格好でポケットもなかったりするので、たとえ部屋の中でもスマホを持ち歩かなくていいのはかなり大きいです。

ちなみに1階にスマホ置きっぱなしで真上の部屋にいても音楽が聞けます(木造の我が家の場合)。

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予想していなかった使い方

イヤホンを2回トントン(ダブルタップ)すると、Siriが起動して、簡単な操作ならしてくれます。

「(曲名)を再生して」と言うと「〜を再生しますね」

と、ちゃんと再生してくれる。

「音量を少し大きくして」と言うと

1段階大きくしてくれました。

 

ちなみに他のアプリへの対応はどうだったかというと・・・

メールソフトの場合

「 メールを読んで」と言うと

メールの確認中です」と、最新のメール3件、件名と内容をSiriが読んでくれました。

「 〜に電話をかけて」と言うと電話もかけてくれます。

その場合はAirpodsで直接聞けるし、会話もそのままでできます。

 

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Instagramの場合

Instagramを起動して」と言ってみると・・・

「通知が8件あります。」

「〜さんがあなたの写真にいいねしました。」「〜があなたをフォローしました」

と音声で教えてくれました!

 

Twitterの場合

Twitterの最新の投稿を読んで」

「残念ながら私にはできません」

・・・さすがにこれは無理だったか。

 

でもこんなに色々できるなんて!

これは、音楽を聴きたい人にだけじゃなく、手や目が不自由な人にもすごく良いのでは?

高齢の人で機械の操作に慣れていない人にも、言えば操作してくれるから使いやすいはずです。

 

・・・と思っていたら、こんなニュースを目にしました。

www.itmedia.co.jp

なんと「iOS12」では、補聴器代わりに使えると言うんです!

誰かと会話している時、その人のそばにiOS端末(iphoneなど)を置いておくとそこから音声を拾ってAirpodsに送ってくれるそうです。

もちろん完全に補聴器のようにはいかないでしょうが、価格も補聴器に比べたら安いし、他にできることがあることを考えると、相当優れています。

  

バッテリーの持ちは

連続再生で約5時間、ケースに入れると充電されるのでそれを4〜5回繰り返せるそうです。

バッテリーがなくなったらケースに入れたままケーブルで充電すると、2時間ほどでフル充電されるのでもう十分ですね。

 

ここは変えたい

片方だけはずすと再生が止まってしまう。

音楽を聴きながら普通の音声も聞きたい時、私はイヤホンの片側をはずすんですが、そうすると曲も止まってしまうんですよね。(光学センサーによるものらしい)

そういう使い方皆あまりしないのかな?

・・・と思っていたら、設定から変えることができました!

「自動耳検出」をオフにすれば良いんですね。

 

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それと同時に、ダブルタップの操作を両方「Siriに接続」から片方だけ「再生/一時停止」にしました。

 

マイクも「自動的に切り替え」か「常に右(左)」かに設定できます。

 

失くしやすい

あの形では落ちても転がっていきそうですよね。

ケースに入れておけば少しは見やすいでしょうけど・・・。

と思っていたら、Airpodsを探す機能が追加(iOS10.3以降)されたそうです。

support.apple.com

 

しかし近所の友達から聞いた話ですが、道を歩いていた若い男性がワイヤレスイヤホン(Airpodsかどうかは不明)の片方を側溝に落としてしまって取るのが大変だったらしいです!

紐がないので引っ張りようがないですからね。

これは気をつけるしかないですね・・・。

 

とにかく、イヤホンと考えれば少し高い価格ですが、Airpodsの小さな端末に秘められたテクノロジーには本当に驚きました!

 

お年寄りは新しいものにはなかなか手がでないですが、お年寄りこそ便利なアイテムを使ったらいい!と本当に思います。

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ただ使うのにiOS端末は必須です(接続は簡単)!

 

suisa.hatenablog.com

 

「おっさんずラブ」の支持は、日本の空気が変わっていく兆し?

回を重ねるたびに話題沸騰(?)の「おっさんずラブ」も、最終回目前になりました。

毎回「何で何で?」とハラハラさせられますね〜。

しかし前回、第6話は衝撃的でした!特に最後のシーン・・・

見ていない方のために、今までの簡単なあらすじや副音声情報などまとめてみました。

(前回まではこちら )

suisa.hatenablog.com

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 (イラストは、第6話の副音声情報に基づく出演者のイメージです。)

3〜6話のざっくりとしたあらすじ

黒澤(吉田鋼太郎)の妻、蝶子(大塚寧々)は不動産会社に黒澤の不倫相手がいると踏んだのだが、実は黒澤の片思いの相手が春田(田中圭)だと知って動揺する。

しかし春田はなんとか、黒澤にきっぱりとお断りをしたのだった。

その一方で、同居する牧(林遣都)が出て行こうとした時になぜか必死に引き止めてしまい、それをきっかけに牧と付き合うことに・・・。

そのハグを偶然見た、春田の幼馴染のちず(内田理央)は、自分が春田のことを好きだということに気が付いてしまう。

しかし時すでに遅し。

告白しようとした時に、春田から「牧と付き合ってる」と言われるのだった。

牧の方は、春田と付き合えて嬉しいものの、春田が自分との関係を隠そうとするのが気になる。

しかしなんと春田は、職場で「自分と牧は付き合ってる!」とカミングアウトするのだった!

その発言を聞いて黒澤は、自分が春田に振られた原因が「自分が男」だからではないと知る。

そして、蝶子とも協力して巻き返しを計るのだった。

一方の牧は、皆の前では関係を濁して去ってしまう。

春田と付き合い続けていいのか・・。それで春田は幸せになれるのか。

自分の家に春田を「彼氏」として紹介するものの、元彼の武川に迫られたり、春田の母の言葉などに動揺する牧。

そんな中、ちずが春田に告白し、春田がちずを抱きしめているところを目撃してしまう。

結局牧は春田と別れることにしたのだった。

そして1年後・・・

春田と一緒に住んでいるのは、ちず。

ではなく、なんと黒澤だった!?

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6話目は波乱すぎる!

5話目で春田が牧くんと付き合うことになった時、思わず「えー!?」って言いました。

・・・なんでそうなるの?

いや、ちずちゃんが好きだったんじゃなかったの?って。

でも、春田と牧君が二人がデートしているところは微笑ましくもあり。

たまに見せる、牧君の切なそうな顔がいいんですよね。

些細な仕草、目線など・・・ゲイが細かい! 

 

5話では黒澤(吉田鋼太郎)の出番があまりなかったんですけど、6話ではしっかりアピールしてきました。笑

自分が振られた理由が「男」だからではないのなら、「経済力」「包容力」「大人の色気」「家庭的」など、彼には色々な武器がある!

それを使ってあの手この手で春田を落とすしかない・・。

 

元妻蝶子のアドバイスなのか?

テールランプを点滅させて「ア・イ・シ・テ・ル」。

しかし、春田には「サ・ヨ・ウ・ナ・ラ」に解釈されてしまうという。(いや・・・時代?)

 この時点で、黒澤の望みは絶望的かな?って思いますよね。

 

しかし結局牧が身を引いて・・じゃあ春田はちずと付き合ってるのかと思いきや!

 

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な・ん・で!!

黒澤と暮らしてるの・・・!

あまりの春田の流されぶりにイラつきました。

いや、いくら何でもそれはないでしょ・・。

 

しかも来週予告では黒澤と春田は結婚するかも、というシーンが。

 

また副音声が復活

田中圭さん、内田理央さん、監督陣の瑠東東一郎氏とYuki Saito氏)

毎回副音声があるのかと思って期待したのですが、そういうわけではなく、がっかりしていました。

でもやっぱり好評だったからかまた復活!

内田理央さんはもうクランクアップしたようで、おっさんずラブロスになっているようです。

視聴者からの質問にあれこれ答えていましたが、印象に残った話題

出演者を動物に例えると・・・

春田(田中圭)は柴犬か狸。ウーパールーパーという意見も。

武川政宗眞島秀和)はチベットスナギツネ。(似すぎ!)

牧凉太(林遣都)はチワワ。

新井ちず(内田理央)は狸。

なんだかみんな納得!

でもなんで黒澤(吉田鋼太郎)だけキューピーなの?

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このドラマがここまで指示される理由

さて今更ですが、このドラマのテーマは「愛した人が同性だった」こと。

今まで同性愛者を描いたドラマはあったかもしれませんが、おじさんの純愛で、しかも同性愛ってなかったですよね!

吉田鋼太郎さんのあのキャラクターがあったから、見てる側も明るく自然に受け入れられたような気がします。

田中圭さん、林遣都さん、そのほかの俳優さんすべてがあまりにもいい味出してる!

このドラマでは、黒澤の妻、蝶子と牧の父親は突然の告白に驚きましたが、他に同性愛だからって否定する人はほぼいません。

でも、やっぱり現実はもっと驚く人が多いでしょう・・。

とはいえ、ここまで支持されるのは、「同性愛」に対する見方が少し変わっているからではないのでしょうか。

 

実は日本にも同性愛者は人口の8%はいるらしいのです。

知らないだけで、たくさんいるってことですね。

しかし例えばオーストラリアなんかはすごく同性愛者(LGBT)が多くけっこう自然なこととして受け入れられていて、大規模なパレードも行われています。

 

先日は勝間和代さんが、女性を好きになって一緒に暮らしていることを公表しました。

勝間さんは完全に女性だけが好き、というわけではなく、男性でも女性でも、その人次第で好きになるとのことです。

彼女のカミングアウト記事には、祝福のメッセージで溢れていました。

 

さて私は・・・。

祝福というか「あ、そうなんだ」と思いました。

勝間さんて(勝手なイメージですが)少し男性脳っぽい気がしたので、そんなに違和感を感じませんでした。

が、勝間さんはお子さんが三人いらっしゃいます。

私も子供三人。

・・・自分もこの先、女性を好きになることがもしかしてあるのかな?ってちょっと考えました。

正直、全くそうなる気はしないのですが、もし自分が女性を好きになっても、なかなか周囲の人へカミングアウトは難しいなぁって思います。

他人がどうであろうと気にならないけど、もし親だったら?子供だったら?

結局、そこなんですよね。

だからこそ、やっぱり勝間さんも勇気がいっただろうなぁ。

 

でもこれから、異性が好き・同性が好き、結婚する・しない、子供を産む・産まない・・・

色々な選択肢で多様な生き方が堂々とできるようになってくるのかも。

だから今までみたいに「男女が結婚して子供産んでその子供が働いてまた結婚して」という日本の家庭のモデルケースはは書き換えないといけないのかもしれませんね。

 

このドラマが制作され、しかもかなり支持されていることが、どんどん時代が変わっている兆しなのかもしれないなって感じました。

 

suisa.hatenablog.com

 

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