なぜ中年女性は突然キレてしまうのか?
社会に強烈なインパクトを与えた豊田議員の、秘書への暴言(暴力)問題。
議員が秘書に暴言を吐いたりすることも、たまにはあるかも?という想像をはるかに超えた、豊田議員の尋常ではないキレっぷりに、日本中の人が震撼しました。
こんな怒り方する人いるの?聞いたことない・・・。
と私も思いましたねー。
しかしあのヒステリックな怒りぶりに拒否反応を起こしたのは、男性の方が多かったのでは?
女性の方が、「ヒステリックな怒り」の耐性が少しある気がします。
秘書の告発で、豊田議員は窮地に立たされていますが、確かにああいう態度で人を傷つけて平気な人なら、国民の代表であるべきではない、と思いますよね。
ただ、録音を聞いている限りでは「この秘書、もしかしてわざと失敗してる?」と思ってしまうようなところもあります。
とはいえ、そういう秘書しか残っていないというのは、豊田議員の今までのツケなのでしょう。
厄介な「怒り」の感情
しかしこの件であらためて「怒り」という感情ってすごく厄介だなと思いました。
私も日々、その感情と闘っています。
他のどの感情よりも衝動的に現れ、他の誰かを傷つけてしまったり、自分の評価を下げてしまう「怒り」の感情。
私自身、そんなに激しい性格ではないと思っていたのですが、ちょっと最近自分の「怒り」がコントロールできない時があるって感じるんです。
つい先日のことです。
子供がらみのことで忘れてしまったことがあって、他のお母さんに迷惑をかけたことがありました。
自分でもすごく反省していたのですが、それを夕食の時に旦那と長女に同時に指摘され代わる代わる痛いところをつつかれて(本人たちは責めてるつもりなし)、本当にカッとしてしまいました。
元来私は忘れっぽいし、注意力散漫で、事務能力がない。
でも努力しているつもり。なのに、なんでたまにしてしまった失敗をそんなに責めるの?
っていう感じです。
旦那と長女にしてみたら完全に「逆ギレ」なんですが、自分でもしまった!と気にしているところに、二人にやいのやいのと責められた(ように思った)ので、そういう反応してしまったんですよね。
それはそれで言ったらスッキリして終わり、だったら良かったんですけど、それを皮切りに自分の中から、今まで思っていても「まあしょうがないか」とやり過ごしていた事柄もよみがえり、怒りの感情が色々出てくる出てくる!
ま〜、逆の立場からしたら、かなりめんどくさいですよね・・・。
でも怒りの感情を持て余しながら・・・そういう自分が、昔の母と重なったんです。
私の母は、かなり感情の起伏が激しい人で、昔よく父や姉たちとケンカしていました。
その怒り方はヒステリックで、それに付き合わされる自分の立場に、半ば諦めに似た感情を持っていました。
今まで笑っていたのに、突然「怒り」スイッチが入るような感じ・・・。
他からしたら、段階があるわけではなくて、いきなりなので困惑してしまうんですよね。
家庭の中で母は太陽みたいな存在ですけど、怒り狂った母は、台風のように家族を吹き飛ばします。
私は、そうはならないって決めていたのに・・・。
時に怒ることもお互いの理解のためには必要だけど、感情的になって相手を責めても、関係は悪くなるだけ。
わかっているのに、なんで「怒り」に支配されてしまうんだろう?
でも、理性と感情の戦いでは、感情が優勢になってしまうんです。
(とはいえ、その時の母の「どうしてわかってくれないの?」という気持ちも少し理解できましたが・・・。)
キレる妻が増えている?
少し前にNHK番組「妻が夫にキレる本当のワケ」で取り上げられた、最近の離婚夫婦の夫側の理由で大幅に増えているのが「妻からの精神的虐待」でした。
離婚に至らなくても、妻のことを怖いと思っている夫がかなりいるようです。
一般的に(中年)女性の「怒り」の裏には、孤独感や自分がやったことが評価されていないと感じているがことが多々あるのではと思います。
今の中年にあたる世代の女性は、子育て、仕事、家事、介護、PTA、ご近所づきあい・・・と日々色々なことに対処していかないといけません。
大体の男性は、社会で働くだけで疲弊していたりするので、他のことをしろというのも無理があるのかもしれませんが、あれもこれも同時進行でやっていかないといけない、それが標準とされている中年女性はいっぱいいっぱいです。
昔もそういう女性が多かったかもしれませんが、共働きなどである程度自分で稼いでいると、仕事量と毎日処理している雑事の多さを夫と比較して不公平を感じやすくなります。
もともとホルモンバランスが崩れていく不安定な年齢に、色々なことが次から次へと降りかかるのですから、ふとしたことが針のひとつきとなって、突然爆発することになってしまうのかもしれません。
そういう怒りを撒き散らして良いわけではないと思っていますが、冷静に話しても相手が本当に聞く耳を持っているかというのもなかなか難しいですよね。
旦那さん側も日々大変なのでしょうが、マルチタスクでフル稼働している妻がどういう部分でストレスを感じているのか、少し聞いてみるといいと思います。
不満は、言えないで溜め込んでいると増幅しますからね・・・。
私なりのストレス解消
私の場合、好きな音楽を聴くことです。
そして、ギターを弾くのも気持ちが癒されますね。
ギターは正直、下手なんですけど、弦の音色が好きなんです。
あと、手を動かすことでちょっと気分が入れ替わるということもあると思います。
あとは、ほんっと月並みですけど友人とおしゃべりランチすることでしょうか。
旦那や子供に言ってもわからない顔されることも、同世代のママ同士だとお互い理解ができたりするんですよね。
解決できないことも、共感してもらうと気持ちが収まることもあるんです。
夫への不満は、「お互い様」の精神ですけど、おかしいと思ったことはけっこうはっきり言っています。
(そんなこと言っていると私が怒ってばかりいるように聞こえるかもしれませんが、旦那はすごく短気なので、普段は旦那の方がイライラすることが多いんです。)
とにかく、怒りはためこまないで、適度に解消しながら過ごしていきたいものです。
さて、ギリシャ神話のメデューサですが、頭が蛇になっていて、見つめられると石に変えられてしまう・・・・。
まるで激怒した女性を思い浮かべながら描いたようだなって思いませんか?
怒り狂う女性に怯えていた男性が、太古からいたのかもしれませんね。
ドラマの最終回の違いから自殺率を調べたら、日本の若者の自殺率が多くて驚いた!
昨日はとうとう「ごめん、愛してる」の最終回でした。
(結末ネタバレします。)
これは韓国で放送したリメイクですが原作とは少し変えていて、特に最終回の結末はだいぶ違ったようです(原作は見ていませんが)。
原作では、亡くなった主人公ムヒョクを追って、ウンチェはムヒョクの墓の前で自ら命を絶つそうです。
ですが昨日の最終回では、律が亡くなった1年後、韓国へ渡った凛華は、思い出をたどってはいましたが最後に空を見上げている表情は明るくて、悲劇的な感じはしませんでした。
賛否は色々あるようですが、私はこの方がいいなと思いましたね。
これで墓の前で死んだら、それこそ・・・
救いようなくない?
フィクションに限らず、韓国って実際でも自殺を選ぶ人が多い気がします。
よく有名な俳優さんが自殺した、とニュースでも報道されているし。
調べて見たら自殺率の統計でも、韓国は世界第3位!
やっぱり、と思っていたら・・・。
- 自殺大国韓国!でも日本の若者の自殺率にびっくり。
- 「脱ゆとり」の影響?過酷すぎる教育現場
- そんな過酷な学生時代を乗り切った後は、社会で酷使される。
- 若者ならではの傷つきやすさ
- 結論
- 最後に、ドラマで感じた疑問
自殺大国韓国!でも日本の若者の自殺率にびっくり。
自殺率は日本は世界第6位で、女性に関して言えば3位!
しかも日本の若者の自殺率は、なんと先進国中第1位なんだそう・・・。
ちょっとね、考えますよね。
エネルギーに溢れているはずの若者が、なぜ「死」を選ぶのかって。
なぜ日本でこんなに若者が自殺しているのか?
一つはやはり、他人に対して冷たい性質でしょうか。
これ、本当によく思います。
特に最近は「炎上」している人をさらに取り上げてとことんまで追い詰める傾向、ありませんか?
少しでもほころびがあれば、よってたかって袋叩きにする。
しかも、完全に打ちのめすか次の対象が現れるまで続きます。
社会全体で常に「いじめる」対象を探しているような。
人間の性質として「人の不幸は蜜の味」と、自分より不幸な人を見ると脳の中の快楽物質が分泌されるということが明らかになっているようです。
それは生物として(ライバルがいなくなると自分の餌が増えるなど)生存競争の本能でもあり、ある程度はしょうがないのかもしれない。
でも、その部分を社会で助長するのはどうなんだろう?
子供達は物心ついた時から、足のひっぱりあいを常に見聞きしています。
だから、自分ははみ出さないように、相手に悪く思われないように常に気を使っているんです。
さらに少子化にも関わらず、子供や親に対しても冷たい扱いは、世界でも類を見ないほどだと思います(小さい子供がいるなら、公共交通機関使わずにタクシー使えよ!みたいな論調)。
「脱ゆとり」の影響?過酷すぎる教育現場
しかも、今の義務教育、特に中学生は本当に毎日中学校へ通うだけでも大変です。
よく「いじめ」が問題になっていますが、私から見ると、ただ中学校へ通うだけでも相当な苦行です。
以下は私の子供を通して知った、中学生の過酷な毎日です。
まだ体が発育していない中、重い荷物(10キロくらい)を背負って暑さ寒さ雨の中、子供によっては長距離の登校。
友達とワイワイ楽しい昼休み・・・ではなくて、15分ほどで味わう暇もなく昼食。
(大磯の中学校のように、せっかく給食を出されても、冷え冷えでおいしくないという学校が多々あり)
そんな感じでお腹が空いたまま部活終了まで活動し、また重い荷物を背負い帰る。
子供によっては、すぐに塾。
塾の宿題や学校のテスト勉強など、やることは山積み!
「脱ゆとり」で教科書のページが増えたり、勉強しないといけない内容が増えたりしていますが、昔と違って今はほとんど週休2日。
なので、平日がぎゅうぎゅう詰めなんですよね。
なんでこんなに余裕がないのだろう?
しかも今や子供達は携帯やスマホを持っていて、家に帰ってきても学校の人間関係から抜けられない時代。
いじめられていなくても、ただ「友達がいない」だけでも、中学校は苦行になるのですから、友達との人間関係の構築は大事です。
とはいえ、この年頃は自意識が以上に高くなる時期。そして他人との境界線も曖昧なので、衝突も起こりがち・・・。
これがこの先もずーっと続くのかな・・・。
と思ったら、生きていく意味を見出せなくなるかもしれません。
この上いじめや、家庭内の不和などがあったら、もうとどめですよ。
そんな過酷な学生時代を乗り切った後は、社会で酷使される。
学生時代をなんとか乗り切って、ようやく就職したと思ったら、プライベートを楽しむ時間も体力もなくなるまで仕事をしないといけなかったりします。
実は私の甥っ子も、就職した会社がかなりなブラックで、帰るのがいつも深夜。
やっとお休みがきたと思っても、たまった洗濯物などの家事と体の疲れを取るので終わってしまい、遊びに出かける余裕もなかったようです。
なんとか3年間は頑張ろうと思ったらしいのですが、限界を感じてやめたそうです。
一時期はちょっと精神的に落ち込んでいたようでしたが、しばらくしてから求職活動して、今は新たな職場で働いているようで安心しました。
今回の職場は、いい職場なのを祈っています。
やっぱり「もう少しがんばってみたら?」とかつい言ってしまいがちなんですが、あまりにも内容がひどい、拘束時間が長すぎる、パワハラ・セクハラがある、などは我慢しないでやめる勇気も必要です。
とはいっても、一度やめると新たな(前の会社と同等か、いい条件の)会社が見つかるか不安で行動できない、という人も多いですよね。
でも若者が「過労自殺」なんて、本人も親も、なんのために今まで頑張ってきたのか・・・と切なくなります。
真面目は美徳ですが、その真面目さに本人も周囲も囚われてしまったら・・・ヘルプカードを使う前に、いきなりエンドカードを引いてしまうことになりかねません。
若者ならではの傷つきやすさ
私も若い頃はもっと真面目で(笑)、誰かが言ったことにすぐに傷ついていました。
でも、今はだいぶタフになりました。
だって、昔「この人の言うことは絶対なんだ」と思っていた人の言うことは、あてにならないという実例をいくつも見て来たんです。
特に、自分が成功している人は、自信満々に自分の尺度で人の批判をしたり判断をしたりします。
若者にとっては、「この人はこれで成功しているんだから絶対なんだ」と真に受けて、自分が才能ないとか、社会からはみ出しているとか思いつめたりします。
でも、そんな自信満々の成功者が、時代の流れで脱落していったりするのを見ていると、「別に絶対じゃなかったんだ」と思いますよね。
そして、否定されていた人たちだって、急に才能が認められることもあります。
結局、人の目、社会の目を気にしていたって、あてにならないし、自分のやりたいようにやること、それが自分自身の幸せにつながるんだと思います。
確かに周囲の人の意見を聞くのも大事ですが、答えは周囲の人の中にあるわけではなく、自分自身の中にあるのですよね。
「自分の若い頃はこうだった。今の若い人間は我慢が足りない。」
とか言う言葉は、聞く価値はないので、スルーしましょう。
その時代や地域によって、大変なことは常に変わっていくし、「大変さ」の尺度なんて相対的なものですから。
結論
今の若者は生育過程でストレスが多く、社会に出ても今度は私生活を犠牲にするような働きを強いられ、その賃金からは税金や年金などがかなり引かれていく。
でも自分の将来は年金などもらえる保証はなく、まずそれ以前に、結婚して子供を作るためのお金もままならない。
どこに希望があるのでしょう?
少子化だけではなく、せっかく生まれた子供達も、若いうちに自ら命を無くしているんですから。
あんなに分厚い教科書で勉強していても、生きていくために本当に大切なことは教えてはくれません。
とはいえ、なかなか社会のシステムも空気も変わらないでしょうね。
だとすると、やはりこの先はどんどん若者が減るのでしょう・・・。
だけど、年寄りばかりの街は、やはり寂しいですよね。
労働力という点だけではなく、社会が変わるパワーを秘めていたり、実は年配者より真面目だったり純粋だったりするのが若者ですから・・・。
そういう存在が少なくなるのは、ただでさえ膠着しがちな日本社会は血流がなくなって、経済だけではなく多方面でどんどん沈んで行くでしょうね。
もし日本人全体が、そして政府も、本当に少子化や若者の自殺を食い止めたいのなら、かなり大きな改革を今していかないといけないと思います。
最後に、ドラマで感じた疑問
ところで、またドラマの話に戻りますが、死を間近に感じた律が、波打ち際を歩いていくシーンで律の死を暗示しています。(その後いきなり1年後になっている)
脳の機能が停止することになっているため、心臓は弟に移植される予定なのですが、律はどういう最後を迎えたのでしょう?
原作ではバイク事故みたいですが、あのまま海で溺れたら心臓もダメになってしまうだろうし、どこかで倒れたとしても、すぐに見つけて病院へ運ばないとやっぱり心臓もすぐ止まるよね・・・。
移植する(最後はちゃんと弟に移植されている)のなら、やっぱり病院で死なないと無理なのでは・・・。
と、色々と疑問に思ったのでした。
ツッコミどころ満載でしたが、長瀬君の熱演で、それでも感動しました。
日曜の夜に、ずどーんと落としてくれる「ごめん、愛してる」
いや〜、今期の日曜ドラマ「ごめん、愛してる」
クライマックスに差しかかり、ますますどん詰まりの様相ですね〜!
日曜の夜に、これでもか!というほど悲しい気分に落としてくれます。
見ていない人がいるかもしれませんので「ごめん、愛してる」のストーリーを簡潔に説明しますと、
岡崎律(長瀬智也)は、自分の命が残り少ないことを知り、自分を昔施設に捨てた実の母親を探す。
しかし、見つけた母親の姿は、自分のことなど全く頭にはなく、弟のことばかり溺愛するのだった。
嫉妬と絶望に葛藤しながらも、人生の最後には「誰かの役にたちたい」という思いを持つ律。
偶然出会った凛華のことを好きにはなるものの、自分の境遇を考え、自分の気持ちを抑える。
でも凛華はそんな律にどんどん惹かれていくのだった。
重すぎる自分の悩みを一人抱える律。
でも、自分がいなくなった後のことを考え、自分が大事に思っていた人たちの役に立つように、密かに準備している。
これは、もともとは韓国のドラマですが、ちょっと設定や登場人物が変わっている部分があるようです。
このドラマで、主人公の岡崎律を演じる長瀬くんのかっこよさをあらためて再発見しました!
最近ドラマでも、中性的で温和な男性が多いのですが、律は男気溢れる「男」っていう感じ。
優しくて、おしゃれや趣味の話も合って・・・そういう男性像も良いのですが、細かいところは通じなくても、いざという時に心身ともに女性をどーんと受け止めてくれそうな、そういう「男らしさ」を感じさせます。
(でもやっぱり愛を求めていて、たまに切ない目をするところが、思わず胸キュンです。)
長瀬君の大きな手、いいですね〜!
それに比べると、坂口健太郎さんの演じる日向サトルが、かわいそうなくらいかっこ悪い役回り・・・!
自由奔放なサックス奏者、古沢塔子にはずっと片思いで、ようやく婚約までこぎつけたと思いきや、「一度も好きになったことがない」とこっぴどい振られ方をして、自暴自棄になって車の事故を起こし、入院!
今度はいつもそばにいてくれた、幼なじみの凛華を好きになる。
凛華は律のことが好きなことをはっきり自覚するものの、心臓の持病があり、ショックを受けさせてはいけないというサトルの状況に、拒否することもできない。
そんな凛華の気持ちを薄々感じながらも、縛りつけようとするサトル。
サトルのことが好きだった凛華のことを散々振り回しておいて、片思いの相手に振られたとたん、やっぱり君が大事だと気がついた、なんて・・・
都合良すぎるだろ!
これはいくらなんでも、演じる坂口健太郎さんかわいそうよ〜!
「東京タラレバ娘」の時は、金髪が似合っていてかっこよかったのに(でも最後はストーカー化していましたが・・・)。
そりゃあ凛華でなくても、律にいくでしょうって思います。
でも、ピアノのシーンでは坂口健太郎さんが本当に弾いているようです。
すごいですよね〜!そんな簡単に弾けるようにはならないと思うので、才能があったのでしょうか・・・。
それにしても長瀬くんは、今期のドラマの俳優では、ナンバー・1ですね!(私の独断ですが)
正直、ドラマ見るまでは失礼ながら予想していませんでした。
もう”TOKIOの人”って感じで・・・「みんなおじさんになったよね」なんて思っていたので。
演技も本当にうまいし、引き込まれます。
さて母親演じているのは大竹しのぶさんですが、律からするとあまりにもひどい母親なので、大竹さんのイメージまで悪くなりそう。
でも、実はこれには秘密があるんですね・・・(今から明かされるはず)。
そうそう原作では律と、同じ施設で育った若菜とは双子らしいです。
いよいよクライマックスを迎えようという時期ですが、まさかまさか、律がサトルに心臓あげておしまい、ではないでしょうね?
原作は、自分の母親も律が自分が昔捨てた子供だったということがわからないまま、しかも究極的に救いようのない結末だとか!?
そんな終わり方だったら・・・。
もうちゃぶ台ひっくり返しますよ!!!(ないけど)
どんだけ悲しい終わり方なんだよっ!
韓国版とは違う終わり方にして〜。日曜日だし!
また今回主題歌を歌っているのは、宇多田ヒカルさん。
切ない歌がドラマを盛り上げます。
iTune storeで曲を購入しましたが、しょっちゅう聴いて入るので、子供たちも
「愛して〜る〜♩愛して〜る〜〜♫」といつも歌っています。
宇多田さんといえば、サントリー天然水のCMで使われている
こちらの曲もいいですよね!
本当にこの人の歌声は、心癒されます。
今日も楽しみに見ようと思っています。
武井咲さん・・・本当に秘密の手帖を持っていた!?
そろそろ夏のドラマも最終回が近づいてきましたね。
私は「黒革の手帖」を途中から見始めまたのですが、けっこう面白くてはまっています。
まず武井咲さんがとんでもなく美しい!
着物をピシッと着ている姿は、同じ女性でも見とれてしまいますね〜。
私は5年くらい前に都心の方で、イベントで来ていた武井咲さんを見たことがあるんですけど、顔が小さくてスタイルがよくて、もう「別次元の人間」でした。
だからあのスタイルに合う着物、難しいですよね。
普通の着物じゃ丈や袖が短すぎるだろうし、細いから着付けも大変だろうな・・・。
また今回のドラマでは、今までの清純派女優から大人の女優として脱皮してますね。
色気のある仕草や、絶妙なアングル、そのままポスターにしたいくらいです。
ただ、野心家で自分の目的のためには人を騙すことも厭わない「悪女」の部分が感じられないのは残念!
そのぶん脇役が、高畑淳子さん、高嶋政伸さん、奥田瑛二さん、伊東四朗さん、仲里依紗さんと個性派・演技派の役者さん揃いでドラマを盛り上げています。
特に・・・高畑淳子さんの迫力には圧倒されます!
息子の裕太さんの事件以来、このドラマでテレビの本格復帰となった高畑さん。
結局あの事件も、ちょっとよく分からない部分があったまま・・・。
高畑さんは事件の報道の内容に不満があったと言われていますが、私生活での苦労も、芸の肥やしになっているような気がしますね。
仲里依紗さんも「あなたのことはそれほど」で演じていた頭の良い妻役とは正反対の、ちょっと下品で野心家の女性を演じていているのですが、「女の厭らしさ」がそこはかとなく出ていて・・・とっても良いですね〜。
こんなに上手な女優さんだったとは!知りませんでした。
さて、ドラマも武井咲演じる元子が、利用した人間たちから復讐されていく様相になり、クライマックスを迎えようという最中・・・。
突然のEXILEのTAKAHIROさんとの結婚報道!?
しかも武井さんのお腹には赤ちゃんが?
もうびっくりですね!!!(☆o◎)
もちろん、妊娠はおめでたいことなんですけど、そこは芸能人。
ドラマやCMの契約もあるだろうし、女性タレントのプロダクションは(武井さんはオスカー所属)相当頭抱えているのでは・・・。
オスカーといえば、上戸彩さんとこれまた元EXILEのHIROさんも結婚していましたよね。
こちらはおそらく、何年も前から根回しして、プロダクションも一応納得する形で結婚したんでしょうけど・・・。
オスカーは25歳までは恋愛禁止となっているけど、咲さんはまだ23歳だし。
今回は「妊娠」が先だったので、プロダクションも親も怒っているかも?
と思っていたら、武井咲さんが昔、「23歳で結婚したい」と言っていた、と無計画ではないアピール報道。
まあ、絵に描いたような美男美女カップルで、生まれてくる子供もそりゃあ美しい赤ちゃんだろうし、おめでたいのですけど。
咲さんは秋からのドラマ「今からあなたを脅迫します」でディーン・フジオカさんの相手役でかなり重要な役どころみたいなのですが、こちらも無事できるのか心配ですね。
妊娠は本当に個人差があって、臨月まで働ける人もいれば、つわりが重くて入院してしまう人もいて、本人の意思でどうにかなるものでもありません。
私はつわりがほとんどないタイプだったのですが、妊娠中は異様に眠かったり、疲れやすかったり、お腹が張ったり、トイレが近くなったり、だるかったり・・・とにかく普通の状態ではないんですよね。
くれぐれも「周りに迷惑をかけたくない」などと、無理はしてほしくないですね・・・。
母親と赤ちゃんの命には替えられないので。
そしてネットでは今のドラマになぞらえて「黒革の母子手帳」などと言っていたりするようです。
もう武井さんが母子手帳をもらっているかは不明ですが、もしもらっていたとしたら、発表までは絶対極秘の手帳だったでしょうね。
本当に、今はプライベートの通話記録や写真まで流失してしまうんですから!
でもちょっと「黒革の母子手帳」なんて、怖いですよね。
ちなみに、手帖も手帳も意味はほぼ同じらしいです。
原作では「手帖」が使われていますが、母子健康手帳では「手帳」。
なので、漢字表記もどちらも使って書きました。
・・・ところで実はこのドラマの原作は、最後はかなり恐ろしいらしいのです。
(もしかしてネタバレかも?原作の結末を知りたくない人はこの先を読まないでくださいね)
なんと、元子が流産してしまい、その上命まで・・・?という結末!
今回のドラマの結末は違うかもしれませんが、なんだかちょっと不吉ですよね。
ところでこのドラマに出ている高嶋政伸さんも先日お子さんが生まれました。
昔は誠実なホテルマン役で「ねえさん!」と言っていたのに、いつのまにか変人役ばかり!
実は20年ほど前、高嶋さんを見たことがあるのですが、顔が小さくスラッとしていてけっこうな男前でびっくりしました。
あの美元さんとの泥沼離婚ですっかりイメージが悪くなったのですが、俳優としては幅が広がって良かったのかも?
50歳にしてパパになった高嶋さん。でも若く見えますよね。
今日のドラマも、楽しみに見ようと思っています!
ドラム少年ビンタ騒動が、映画「セッション」とカブっていて驚いた!
日野皓正さんがコンサートの途中、公衆の目前でドラムを叩き続けている少年をビンタしたという話題、未だに尾を引いていますね。
私も、あの切り取った場面だけを見た時は「何も皆の目の前で・・」と思っていました。
しかし少年が一人ドラムソロを延々と続けていた、という証言があり、日野さんを擁護する声も多々。
ほー、そうなんだ。少年も調子に乗っちゃっていたのかな?
という感じでだったのですが、映画「セッション」を見て、理由がわかったような気がしました。
- 「セッション」とはどういう映画なのか
- ドラマー=「演奏家」というより、まるで「ボクサー?」
- ビンタされた少年が演奏を続けていたワケ
- *ドラムソロのその結果(完全にネタバレあり)*
「セッション」とはどういう映画なのか
先週、DVDをレンタルしにいったのですが、旦那がこれ見ない?というので何の予備知識もなく借りてきました。
私は知りませんでしたが、第87回アカデミー賞で5部門にノミネートされ、3部門で受賞をした映画です。
監督デミアン・チャゼルは、この「セッション」で成功を収めて、あの大ヒット映画「ラ・ラ・ランド」を製作するに至りました。
あらすじを簡単に説明すると、
19歳のアンドリュー・ニーマンは、偉大なドラマーになるべく、アメリカの最高峰の音楽院へ進学。そして最高の指揮者として名高いテレンス・フレッチャーの指導を受けることになります。
しかしフレッチャーの指導は常軌を逸した厳しさ!
肉体的・精神的に追い詰められたニーマンは、とうとうドラムの道を諦めることに・・・。
さてどうなる?という話です。
この鬼指導者のフレッチャー役を演じていたのはJ・K・シモンズ。この映画で助演男優賞を受賞していますが、完全なるはまり役です。
フレッチャーのしごきは、しょっぱなからビンタ4回していますが、そんなものではありません!
椅子は飛んでくる、皆の前で心をえぐるような言葉を浴びせる、一瞬優しい顔を見せたかと思えば、突き落とすような冷酷な態度をする。
偉大なドラマーになりたい!という野望にとりつかれたニーマンもまた、最初はたじろいでいるものの、フレッチャーに負けてはいません。
指のマメが潰れて血だらけになりながらドラムを叩き続けるのです。
ドラマー=「演奏家」というより、まるで「ボクサー?」
そこでハッとしましたね。
ミュージシャンて、イメージのように華麗なものじゃないんだ。
目と耳と手を動かしているだけで奏でられるものではないんだって。
実際、弦楽器なら腕や指、背中の強靭な筋肉が必要だし、吹奏楽器なら肺活量も必要。
ドラムなんてもう、全身運動ですよね。
実はこの映画の原題は「Whiplash」。
映画の中で登場する曲の名前でもあるのですが、「首のむち打ち症」の意味があるそうです。
ドラムを叩きすぎることで起こる障害らしいのですが、この場合は心も含めて、なのでしょうね。
最近ではX JAPANのYOSHIKIさんが頚椎を痛め、頚椎人工椎間板置換の緊急手術をしましたし、RADWIMPSのドラマーの山口智史さんも、フォーカル・ジストニアと呼ばれる、長い鍛錬の末の神経性の症状に悩まされ、ドラムが叩けなくなりました。
つまり、映画の中で描かれている肉体の酷使は決して誇張ではないのです。
この映画はプロの音楽家などからも賛否両論で、映画の中で描かれる異常な指導の描写に不快感を覚える人も多いようです。
私も、フレッチャーのような指導は、結果的には有望な音楽家を潰すことになるとしか思えません。
ビンタされた少年が演奏を続けていたワケ
ではなぜ、私がこの映画を見て、ビンタされた少年がドラムソロを続けたのかわかった気がしたのか・・・。(ちょっとネタバレ)
この映画のクライマックスで、主人公ニーマンがドラムソロを延々と続けるシーンがあります。
ジャズはその時の気持ちでの突発的な演奏が行われたりします。
それはあらかじめ決められたものではなく、生の、その時に生み出されるものであって、
楽譜などには表せない"瞬間のアドリブ演奏"!
おそらくドラムをしていた少年も、この映画を見ていたと思います。
きっと彼も、こういうアドリブをしたい、もしくは気がついたらしてしまった、のでしょう。
しかし、この会場はもちろん彼だけのものではなく、いつまでも延々と続くドラムソロに演奏している学生も、聴衆も困惑してしまいました。
このエピソードで思い出したのが、やはりRADWIMPSのドラマーが、他の人間の音を全然聴いておらず、ボーカル(野田洋次郎さん)も困惑したエピソードです。(自叙伝より)
ドラムは曲のテンポを司る上に音も大きい、バンドの中でもかなり目立つ存在です。
だから、ドラマーは独りよがりになりやすいのかも?
プロでも陥りがちなのかもしれず、ましてや彼はまだ中学生なのですから、コントロール不能になってしまったのも理解できました。
日野さんは、文字どおり「目を覚ませよー!」という感じでビンタ(?)したのでしょうね。
その場で彼を止める手段が体に直接訴えかけるしかなかった。
怪我するような体罰は絶対に反対ですが、この場合はそういうワケでもなさそうですし、これ以上外野が責め立てるのは薬になるというより、有望な若手育成に害になるのではと思います。
(映画のフレッチャーに比べたら、日野さんなんて超優しく見えてしまいますよ。)
さてこの少年の場合は日野さんにより止められましたが、映画ではニーマンがドラムソロを延々と続けます。
その時に何が起きたか・・・私なりの考察を書きましたので、下記の「続きを読む」を押してくださいね。
(完全にネタバレするので、映画を見ていない人は、ぜひ見てから読んでくださいね。)
続きを読む野際陽子さんの訃報で思い出した「ガラスの仮面」
先日、野際陽子さんがお亡くなりになりました。
つい最近まで元気にテレビにでていたような気がしていたので、本当に驚きました。
でも、野際さん81歳・・・亡くなるにはお若いですが、正直、もっと若く見えていたのでその年齢にも驚きでした!
テレビで野際さんを追悼するのに出てくる映像が「ずっとあなたが好きだった」ばかり流れていましたね。
確かに大ブームになったあのドラマの、息子を溺愛する母親役は野際さんをさらに有名にしたと思います。
でも・・・
他にも野際さんのハマリ役、あったじゃない!?
私の中ではなんといっても、ドラマ「ガラスの仮面」の月影先生です!
北島マヤ役は安達祐実ちゃん(いや、もう「ちゃん」じゃないか)で速水真澄役は田辺誠一さん。
ちょっとそこは「うーん?」という感じだったのですが、野際陽子さんの月影先生は、もうそのまんま!
(というか、実写になると、月影先生ってかなり異様な人物ですよね。)
しかし、連載当初から「いつ死んでもおかしくない」状態の月影先生より、野際さんの方が先に天国へ行ってしまった・・・。
そして、久しぶりに「ガラスの仮面」を思い出しました。
もともとは私の姉たちが買って読んでいたのですが、いつのまにか私が引き継ぎ、何年か前に抜けてる巻や、塗り絵しちゃっている巻を買い直して、全巻揃えていました。
・・・って、途中10年以上出なかった時があってすっかり忘れていたのですが、また単行本が出始めたので今度こそは最後までいくかな?と思っていたんですが・・・。
また止まってしまったではないですか〜!!!
マヤが、ようやく(速水さん=紫のバラの人)だということがわかって、その後好きになって、そしてようやくお互いの気持ちが通じたのに、邪魔者(紫織お嬢様)が!
さてどうなる?
とハラハラしていたのに、長く空きすぎ・・・。
新しい巻がもう出る、今度こそもう出るとの噂があり、さすがにもう新しい巻が出ただろう、と単行本を買って帰ったら、同じ巻(49巻)が家にあった!
もう時間たちすぎて何巻なのか忘れちゃいました。(_ _;)
(あ、もちろん「ガラスの仮面」のLINEスタンプも持ってますよ〜。)
美内すずえ先生、ここまで来て最終回を書く前にお亡くなりになるとかは絶対やめてくださいね!
小池百合子さんの応援するよりも、早く続きを!
きっと野際さんも、心残りだったのでは・・・。(多分)
40代子持ち主婦ですが、牛乳石鹸CMに共感しました。
「牛乳石鹸のCMがひどい」って炎上しているのは少し前から目にしていました。
でもほとんど興味なかったんですけど、昨日たまたま見た「羽鳥慎一モーニングショー」で取り上げていて、そのCMを見たんですよね。
そしたら・・・CM内容に共感してしまったんです。
世間一般では、男性が共感、女性が不快感を表すという感じらしいです。
私も3人の子供のいる主婦ですので、夫が子供の誕生日にいきなり飲んできたら
「はぁ?」(`△´#)
とはなりますね、確かに。
だけど、この夫がなぜそういう行動したのか、ちゃんと背景が描かれているんです。
CMの内容
まず新井浩文さん演じる主人公には、「ザ・昭和」な感じのお父さんがいました。
そのお父さんは、主人公が子供の頃、キャッチボールに付き合うようなタイプではなく、仕事一筋でした。
そのお父さんとの思い出・・・(牛乳)石鹸で父の背中を洗ってあげる自分。
それが(寡黙でちょっと近寄りがたいと思われる)お父さんとの、大切な触れ合いだった。
自分の中の父親とは、言葉や物をもらったことや、一緒に遊んだ事ではなく、仕事に打ち込んで妻や子供の生活を守る姿だった。
じゃあ今の自分は?
何を子供に与えられているんだろう?
と疑問に思うわけです。
ここに共感しました!
自分の父親を理想像にしているこの主人公とは違い、私の場合は、自分の育てられ方とは全く違う子育てをしてきたのですが・・・。
最近、
私の子育ての仕方、本当に良かったの?
何もかも不自由がないから、考えることもなくなっているんじゃないの?
と思っていました。
誕生日にケーキとプレゼントを買って、おめでとう!と言い合って。
クリスマスが来たら、また同じことをして。
子供に「〇〇が必要だから」と言われたら子供が周囲に引け目を感じないように用意して。
子供が生まれた瞬間から、まるでベルトコンベアーに乗ったように、「親が子供にしてあげること」が決まっているような風潮。
与えることではなく、型にはまったようなお祝いでもなく、親が真剣に仕事をして家族を守っていく姿に、子供は何かを感じられるのでは?
と主人公は悩むわけです。
自分の受けた子育てと良いも悪いも照らし合わせながら、自分も子育てしていくのですが、「正解」ってわからないですよね・・・。
そして最後の「さ、洗い流そ。」
「自分が親から与えられたもののイメージ」を流して「自分なりの父親像」になろうと決意。
だからその後の映像で、最初のバスに乗っている時とは違って、吹っ切れたような顔をしているんですよね。
ちなみに、子供へのプレゼントとケーキを持ちながら後輩を飲みに誘う、というのはちょっと無理がありますが、「自分の父親」なら、この場合必ず後輩をフォローしただろう、と想像したのでは・・・。
(保冷剤入れたら、1時間くらいは大丈夫だろうという前提ですが)
私的に1番ひっかかった場所
でもねでもね、見ていてあれ!と思ったところあります。
それは、ケーキを勢いよく振りながら帰っているところ!
おいおい、ケーキ崩れるだろ!!!!!(;`O´)o
それから奥さん、ケーキはともかく、誕生日プレゼントまで当日に頼むかなー?
でも、電話には出ましょう。
もしくは連絡しとけっ。
私の想像の続編
この旦那さん、一度は「今の夫像」になろうと決意したものの、奥さんが「うちの子は小学校受験させたいの」とか言い出して、「え、それ必要?」とまた悩む。
そしてそんなモヤモヤもまた石鹸で洗い流し、結局子供が受験するのを応援。
しかし、スベってしまって?
なーんて。石鹸のイメージがめちゃくちゃ悪くなりますよね。(^ ^;)