日曜の夜に、ずどーんと落としてくれる「ごめん、愛してる」
いや〜、今期の日曜ドラマ「ごめん、愛してる」
クライマックスに差しかかり、ますますどん詰まりの様相ですね〜!
日曜の夜に、これでもか!というほど悲しい気分に落としてくれます。
見ていない人がいるかもしれませんので「ごめん、愛してる」のストーリーを簡潔に説明しますと、
岡崎律(長瀬智也)は、自分の命が残り少ないことを知り、自分を昔施設に捨てた実の母親を探す。
しかし、見つけた母親の姿は、自分のことなど全く頭にはなく、弟のことばかり溺愛するのだった。
嫉妬と絶望に葛藤しながらも、人生の最後には「誰かの役にたちたい」という思いを持つ律。
偶然出会った凛華のことを好きにはなるものの、自分の境遇を考え、自分の気持ちを抑える。
でも凛華はそんな律にどんどん惹かれていくのだった。
重すぎる自分の悩みを一人抱える律。
でも、自分がいなくなった後のことを考え、自分が大事に思っていた人たちの役に立つように、密かに準備している。
これは、もともとは韓国のドラマですが、ちょっと設定や登場人物が変わっている部分があるようです。
このドラマで、主人公の岡崎律を演じる長瀬くんのかっこよさをあらためて再発見しました!
最近ドラマでも、中性的で温和な男性が多いのですが、律は男気溢れる「男」っていう感じ。
優しくて、おしゃれや趣味の話も合って・・・そういう男性像も良いのですが、細かいところは通じなくても、いざという時に心身ともに女性をどーんと受け止めてくれそうな、そういう「男らしさ」を感じさせます。
(でもやっぱり愛を求めていて、たまに切ない目をするところが、思わず胸キュンです。)
長瀬君の大きな手、いいですね〜!
それに比べると、坂口健太郎さんの演じる日向サトルが、かわいそうなくらいかっこ悪い役回り・・・!
自由奔放なサックス奏者、古沢塔子にはずっと片思いで、ようやく婚約までこぎつけたと思いきや、「一度も好きになったことがない」とこっぴどい振られ方をして、自暴自棄になって車の事故を起こし、入院!
今度はいつもそばにいてくれた、幼なじみの凛華を好きになる。
凛華は律のことが好きなことをはっきり自覚するものの、心臓の持病があり、ショックを受けさせてはいけないというサトルの状況に、拒否することもできない。
そんな凛華の気持ちを薄々感じながらも、縛りつけようとするサトル。
サトルのことが好きだった凛華のことを散々振り回しておいて、片思いの相手に振られたとたん、やっぱり君が大事だと気がついた、なんて・・・
都合良すぎるだろ!
これはいくらなんでも、演じる坂口健太郎さんかわいそうよ〜!
「東京タラレバ娘」の時は、金髪が似合っていてかっこよかったのに(でも最後はストーカー化していましたが・・・)。
そりゃあ凛華でなくても、律にいくでしょうって思います。
でも、ピアノのシーンでは坂口健太郎さんが本当に弾いているようです。
すごいですよね〜!そんな簡単に弾けるようにはならないと思うので、才能があったのでしょうか・・・。
それにしても長瀬くんは、今期のドラマの俳優では、ナンバー・1ですね!(私の独断ですが)
正直、ドラマ見るまでは失礼ながら予想していませんでした。
もう”TOKIOの人”って感じで・・・「みんなおじさんになったよね」なんて思っていたので。
演技も本当にうまいし、引き込まれます。
さて母親演じているのは大竹しのぶさんですが、律からするとあまりにもひどい母親なので、大竹さんのイメージまで悪くなりそう。
でも、実はこれには秘密があるんですね・・・(今から明かされるはず)。
そうそう原作では律と、同じ施設で育った若菜とは双子らしいです。
いよいよクライマックスを迎えようという時期ですが、まさかまさか、律がサトルに心臓あげておしまい、ではないでしょうね?
原作は、自分の母親も律が自分が昔捨てた子供だったということがわからないまま、しかも究極的に救いようのない結末だとか!?
そんな終わり方だったら・・・。
もうちゃぶ台ひっくり返しますよ!!!(ないけど)
どんだけ悲しい終わり方なんだよっ!
韓国版とは違う終わり方にして〜。日曜日だし!
また今回主題歌を歌っているのは、宇多田ヒカルさん。
切ない歌がドラマを盛り上げます。
iTune storeで曲を購入しましたが、しょっちゅう聴いて入るので、子供たちも
「愛して〜る〜♩愛して〜る〜〜♫」といつも歌っています。
宇多田さんといえば、サントリー天然水のCMで使われている
こちらの曲もいいですよね!
本当にこの人の歌声は、心癒されます。
今日も楽しみに見ようと思っています。