AirPods、高齢の人にこそおすすめだと思った理由
この間お誕生日に家族から「Air pods」をもらいました。
Apple AirPods 完全ワイヤレスイヤホン Bluetooth対応 マイク付き MMEF2J/A
- 出版社/メーカー: Apple Computer
- 発売日: 2016/12/14
- メディア: エレクトロニクス
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もともと普通のイヤホンは持っていたので、別にそれでいいや、と思っていたのですが、実際使ってみたら「ただ音楽を聴く」というだけではない、色々な使い方ができたのでまとめてみました。
耳に装着すると「ドゥン」という音がします。
予想通りだけどやっぱり便利だったこと
着替え、2階まで何かを取りに行く時など、ちょっとした動作の時にいちいち外さなくて良いのが地味に便利。
これから暑い季節は身軽な格好でポケットもなかったりするので、たとえ部屋の中でもスマホを持ち歩かなくていいのはかなり大きいです。
ちなみに1階にスマホ置きっぱなしで真上の部屋にいても音楽が聞けます(木造の我が家の場合)。
予想していなかった使い方
イヤホンを2回トントン(ダブルタップ)すると、Siriが起動して、簡単な操作ならしてくれます。
「(曲名)を再生して」と言うと「〜を再生しますね」
と、ちゃんと再生してくれる。
「音量を少し大きくして」と言うと
1段階大きくしてくれました。
ちなみに他のアプリへの対応はどうだったかというと・・・
メールソフトの場合
「 メールを読んで」と言うと
「メールの確認中です」と、最新のメール3件、件名と内容をSiriが読んでくれました。
「 〜に電話をかけて」と言うと電話もかけてくれます。
その場合はAirpodsで直接聞けるし、会話もそのままでできます。
Instagramの場合
「Instagramを起動して」と言ってみると・・・
「通知が8件あります。」
「〜さんがあなたの写真にいいねしました。」「〜があなたをフォローしました」
と音声で教えてくれました!
Twitterの場合
「Twitterの最新の投稿を読んで」
「残念ながら私にはできません」
・・・さすがにこれは無理だったか。
でもこんなに色々できるなんて!
これは、音楽を聴きたい人にだけじゃなく、手や目が不自由な人にもすごく良いのでは?
高齢の人で機械の操作に慣れていない人にも、言えば操作してくれるから使いやすいはずです。
・・・と思っていたら、こんなニュースを目にしました。
なんと「iOS12」では、補聴器代わりに使えると言うんです!
誰かと会話している時、その人のそばにiOS端末(iphoneなど)を置いておくとそこから音声を拾ってAirpodsに送ってくれるそうです。
もちろん完全に補聴器のようにはいかないでしょうが、価格も補聴器に比べたら安いし、他にできることがあることを考えると、相当優れています。
バッテリーの持ちは
連続再生で約5時間、ケースに入れると充電されるのでそれを4〜5回繰り返せるそうです。
バッテリーがなくなったらケースに入れたままケーブルで充電すると、2時間ほどでフル充電されるのでもう十分ですね。
ここは変えたい
片方だけはずすと再生が止まってしまう。
音楽を聴きながら普通の音声も聞きたい時、私はイヤホンの片側をはずすんですが、そうすると曲も止まってしまうんですよね。(光学センサーによるものらしい)
そういう使い方皆あまりしないのかな?
・・・と思っていたら、設定から変えることができました!
「自動耳検出」をオフにすれば良いんですね。
それと同時に、ダブルタップの操作を両方「Siriに接続」から片方だけ「再生/一時停止」にしました。
マイクも「自動的に切り替え」か「常に右(左)」かに設定できます。
失くしやすい
あの形では落ちても転がっていきそうですよね。
ケースに入れておけば少しは見やすいでしょうけど・・・。
と思っていたら、Airpodsを探す機能が追加(iOS10.3以降)されたそうです。
しかし近所の友達から聞いた話ですが、道を歩いていた若い男性がワイヤレスイヤホン(Airpodsかどうかは不明)の片方を側溝に落としてしまって取るのが大変だったらしいです!
紐がないので引っ張りようがないですからね。
これは気をつけるしかないですね・・・。
とにかく、イヤホンと考えれば少し高い価格ですが、Airpodsの小さな端末に秘められたテクノロジーには本当に驚きました!
お年寄りは新しいものにはなかなか手がでないですが、お年寄りこそ便利なアイテムを使ったらいい!と本当に思います。
ただ使うのにiOS端末は必須です(接続は簡単)!