ほのぼの?ドン引き?「サザエさん」の色々な楽しみ方
国民的アニメ「サザエさん」
我が家も子供達の希望で、ちびまるこちゃん→サザエさん→イッテQのローテーションで、毎週見ています。
昭和の、変わらない家族の暮らしを描いたほのぼのアニメ。
でも「ありえない!」と思うことがけっこうあって、見ているとなんだかモヤモヤするんですよね・・・。
その理由を挙げてみました。
サザエさんて実はセレブ?
1、サザエさん一人で旅行に行きすぎ
日本各地、なぜかいつも一人旅。
各地の観光地や特産品を楽しみまくり!
マスオさんと何かあったのか?(もしなかったとしたら、マスオさんを自分の実家に住まわせておいて、どうなの?)
そして旅費は?
色々勘繰ってしまいます。
2、食べ物が豪華
サザエさんでのおやつのシーン、ショートケーキとかよく出てきます。
間違ってもスナック類なんかない(その当時なかった?でもケーキなんて今よりもっと高価だったのでは)!
さらに、よく家族で出前取りますよね。
この前なんかうなぎの出前までとっていました。
(出前を取る時はタラちゃんの分も1人前とっています。)
うなぎに関しては時代設定で言えば今よりは庶民的だったんでしょうか。
3、みんな高学歴
波平は京都大学出身、マスオさんは早稲田、あのノリスケさんは東京大学!
舟さんもあの時代に日本女子大学卒とか。
※後記:しかし、マスオさん以外ははっきりした設定はないそうです。失礼しました!
(波平役の永井一郎さんは京都大学出身だそうです。)
4、住んでいる場所がセレブ
桜新町なんて、今じゃ高級住宅地ですよ!しかも平屋。
庭もあってけっこう広いですよね。
これは・・・相続が大変だ!(そんな本ありましたよね)
みんな老けすぎ!
アナゴさんが27歳って知った時は衝撃でした!
え!?57歳の間違いなんじゃないの?
マスオさん(28歳)より年下ってどういうこと?
そして舟さんは52歳。
割烹着とあの髪型のせいでか60代に見えます。
そうするとワカメちゃんは43歳で産んだことになりますね。
女優の田中美佐子さんも同年齢で出産しています。
今はけっこう40代で産んでいる人も多いと思うのですが、生むことよりも育てることが大変!がんばりましたね。
本来ならカツオはいつもお母さんに怒られていそうなものですが、波平とサザエが代わりに、むやみやたらに怒っているので、穏やかなお母さんでいられるのかも?
個性的すぎる登場人物
堀川くんとノリスケさんはよくネットでも炎上していますよね。
堀川くんは奇行がかなり目立ちますが、中でも、壁のシミを「弟」と呼んでその壁に野球ボールを投げて「キャッチボールしてる」という話があって、ぶっとびました。
さすがにカツオもそそくさと逃げていましたよね。
ノリスケさんはもう、炎上狙ってるのでは?というエピソードのオンパレード。
倹約術で他の人間にお金を出させたり、人の家の食べ物を勝手に食べてしまったり・・・。
本来なら「愛すべき」人間なのでしょうが、ちゃっかりしている部分が常識を大きく外れてしまったので、嫌われてしまいますよね。
なぜタイコさんと結婚できたのだろう・・・?
脚本家の人は、ノリスケバッシングに大いに腹を立てているようですが、それならもう少しノリスケの良い部分を描いて欲しいものです。
タラちゃん・・・奇跡の3歳児!
タラちゃんて3歳なんですよね。なんだか大人すぎやしませんか?
大人も子供も常に同じおかずが同じ分量なのも疑問でしたが、魚をボーンと置いて、箸でそれを食べられるって・・・スーパーキッズ!?
本当の3歳児はあんなに言葉を使いこなせないし、何かというとこぼす、汚す、お漏らししたりもする。
原作のタラちゃんは、もっと暴れん坊でいたずらっ子みたいです。
「テレビだから」
確かにそうなんですけど、実はこのタラちゃんの描き方にちょっと腹がたってしまうんですよね。
日本国民の意識下に、幼児=タラちゃんが刷り込まれている気がするんです。
可愛くてたまにわがままで、でも理屈の通じる、あれが3歳児と思われたら、普通の3歳児なんて「しつけがなっていない」とか「言葉遅くない?」とか、周囲だけでなく親ですら思ってしまわないかな?
でもでも・・・タラちゃんて実はネットですごい叩かれていたんですね!
私は3歳児の割にはお利口すぎると思っていたのに「性格が悪すぎる」って!
色々な子供達と接すると、基本的に子供って自分本意。
だからタラちゃんの、たまにする自分本意な行動なんて甘いものだと思うですけど、タラちゃんの妙に小賢しい物言いが癇に障るんでしょうか。
だったらいっそ、タラちゃんに原作のようにはっちゃけてほしいです。
音楽で楽しむ「サザエさん」
長年親しまれてきた「サザエさん」、たくさんのアーティストによるBGMがあります。
アルバム「もしアニソンがすべて昭和のロボットアニメ風だったら - 影山一郎」の2曲目です。
野太い声で力強くサザエさんが歌われています。
おなじみのサザエさんのBGMがゲーム調に!
アルバム「アニメンティーヌ・ベスト+ - Clementine」の8曲目。
フレンチポップ・クレモンティーヌがサザエさんのテーマ曲をボサノバ風に歌っています。
アルバム「私の考えるアニメジャズ - Kennoa and The Loopers」の8曲目。
陽気なジャズに爽やかなボーカルのサザエさんです。
やっぱりこれ!おなじみのサザエさんのBGMです。
この中でもクレモンティーヌの「アニメンティーヌ」は、他にも「ラムのラブソング」や「ドラえもんのうた」「バカボン・メドレー」があり、おなじみのメロディーがボサノバ風にアレンジされていてお洒落に!
家族でのドライブで盛り上がりそう。おススメです。
テレビ放送48年目。
その間ずっと親しまれてきたサザエさんですが、今も人気なのは、ほのぼのと見ている人、ツッコミどころを探している人、時代とともに色々な見方ができるからかもしれませんね。
東芝さん、がんばって!
初期、カツオの声優をやっていた大山のぶ代さんの記事はこちら↓